日本テレビ系「金曜ロードショー」の2020年最後となる12月25日の放送は、宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」。新型コロナウイルス禍により、世界中でマスクをすることが当たり前の光景となりましたが、ナウシカでマスクといえば、腐海の必需品「瘴気マスク」。それを手編みで再現した人がTwitterで話題です。

 Twitterに「今年最後の金曜ロードショーは、ナウシカ マスクマスクの年だったもんね。。ナウシカマスクつけて観ることにしよう」という言葉とともに、手編みの瘴気マスク姿の写真を投稿したのは、なみおさん。

 これまでにもガンダム(RX-78)の頭部を手編みニット帽で作るなど、立体ニット作品をTwitterで発表している、なみおさん。今回の瘴気マスクは、かぎ針編みで4日ほどで完成したとのこと。

 立体感がしっかりしているので、マスクの内側には芯となるものがあるのかな……と思ってうかがってみると「中には何も入っていません。ですからマスクとしての機能は……」と苦笑。機能としては、ニットなので顔が温かいということのようです。

 お話をうかがっていると、もう1つの作品も見せていただきました。幼い頃のナウシカがかくまっていた、王蟲の幼生を編みぐるみにしたもの。


 コロンとしたフォルムがかわいらしいですね。歩脚もリアルかつ立体的に編まれています。こちらも4日ほどで編み上げたそうです。

 また、口の部分から伸びる触手も黄色いモールで再現。猫さんの顔に触れて、なにやら探っている様子。猫さんも不思議そうな、微妙な表情で写真におさまっています。

 12月25日の金曜ロードショー「風の谷のナウシカ」、マスクが注目される2020年にピッタリな手編みの瘴気マスクで、口元を温かくして見るのも悪くなさそうですね。

<記事化協力>
なみおさん(@wavemomchan)

(咲村珠樹)