テレビアニメにもなった「東京喰種 トーキョーグール」の作者、石田スイさん初となる大規模な展覧会の開催が決定しました。2021年に画業10年を迎える石田スイさんの代表作「東京喰種 トーキョーグール」シリーズと、2020年12月リリース予定の新作ゲーム「ジャックジャンヌ」をフィーチャーし、作品世界を追体験するものとなります。

 2011年から2018年にかけ、集英社の「週刊ヤングジャンプ」に長期連載された石田スイさんのデビュー作「東京喰種 トーキョーグール」シリーズ。ダークファンタジーの世界観に、生とは何か、正義とは何かを問いかける問題作で、日本のみならず37の国・地域で単行本が刊行され、全世界の累計発行部数が4000万部を突破する大ヒットとなっています。

 また、石田さんの最新作となるゲーム「ジャックジャンヌ(JACKJEANNE)」は、男性が男女両役を演じる歌劇学校に女性であることを隠して入学した主人公が、仲間たちとの絆を深め、時に競い合って主役を目指すという少年歌劇シミュレーション。原作・キャラクターデザインやゲーム内のイラストはもちろん、小説20冊分を超えるボリュームのストーリーも石田さんが手掛けるという話題作です。

 本展覧会では「石田スイの世界を追体験、~ゼロから作品が生まれるまで~」をテーマに、漫画「東京喰種 トーキョーグール」シリーズとゲーム「ジャックジャンヌ」を柱に、これまで謎に包まれていた、それぞれの作品が生まれるまでの過程をイラストや多数の資料で紹介していきます。

 開催時期、会場についての詳細は、今後公式サイトや公式Twitterアカウント(@ishidasui-ten)で発信していくとのこと。音楽と展示、造形との融合で石田スイさんの世界が表現される、ファンの期待も高まる展覧会になりそうです。

※展覧会のタイトルにある「・」は、正式には右向きの三角記号です
(C) Sui Ishida/SHUEISHA (C) Sui Ishida/BROCCOLI

情報提供:東映株式会社

(咲村珠樹)