小動物たちがわちゃわちゃしているのを見ると、思わず心が和む、という人は多いと思います。ハムスターたちも集団になるとわちゃわちゃしがち。そんな様子がツイッターに投稿され、見た人たちを笑顔にしています。

 ハムスターたちの遊び道具「フライングソーサー」という円盤状の回し車を置いたとたん、ハムスターたちが一斉に群がっていく様子を「置いた瞬間からこれ なぁ~キミ達 ちょっと待てない? 順番に並べていこうと思ったのになぁ」と動画とともにツイッターに投稿したのは、ハムスターへの愛を惜しみなく注いではツイッターとインスタグラムにその様子を投稿している、まー86さん。

 まー86さんの愛するハムスターたちは、人馴れしにくいと言われているロボロフスキーという種類のハムスターたち。現在17匹もいるんですって。ケージから遊び場へ放し、運動のためにとフライングソーサーを数台置いて遊ばせるのですが、どうやらハムちゃんず、この日は遊ぶ気満々の様だったらしく……。

 1台置いたそばから一斉に群がり、フライングソーサーが回らずに大渋滞。ハムスターが走る事で回るフライングソーサーなのに、群がった重みでぐるん、と一回転といった状態。これは、密です……。

 2台目を並べて置いてみるも、やはりハムちゃんずたちにの数に対しては少なかった様で……。

 わちゃわちゃと群がり、一生懸命足を動かしているハムちゃんずですが、フライングソーサーの動きは鈍く、時々ぐるん、とした拍子に群がるハムちゃんがこぼれ落ちるといった状態。やっぱり、密です……。

 この様子に、「仲が良くてめちゃめちゃ可愛い~」「私も、この中に混ざりたい」「わちゃわちゃすぎてしばらく見てられます…可愛い……」と、あまりにも「密」な様子に思わず笑ってしまう人が続出。確かに、こんな「密」なら延々と見ていられる……。

 いつもは4台ほどのフライングソーサーが稼働しており、ハムちゃんずも数匹ずつでよく走っているのですが、この時は置くたびに一斉に群がりに行っていた様です。普段からこんな感じな時もあれば、フライングソーサーに見向きもしないでハム団子になっている時もあるのだそう。意外と気まぐれなのかな……?

 撮影していたまー86さんも、「いつもはこんな状態で走らせてる訳ではないので、これはハプニング映像と言ったとこですね」との話。撮り終わったあとで、確認で動画を見て大笑いしてしまったほどだったそうです。

 まー86さんのおうちには、このロボロフスキーたちの他にも、ジャンガリアン種が8匹、キンクマ種が1匹いるそうです。

 ロボロフスキーは臆病で人に馴れにくく、元々野生においても集団で暮らしていた為、多頭飼育が可能です。しかし、同種でも相性の良し悪しが出てくる事があります。見ている時には仲良くしていても何かの拍子にケンカに繋がる事があります。夜になって縄張り争いが発生したり……。昼夜の行動の変化もあるので、よく観察して個々の性格を見極め、問題児になりそうな子、虐められそうな子を把握しておく必要があるそうです。

 ロボロフスキーは人に馴れて臆病さがなくなってくると縄張り意識が強くなり、多頭飼育が難しくなる確率も高くなるのだそう。あえて人馴れさせずに、ロボ団子や集団遊びをする様子を眺めている方が、多頭飼育が上手くいく場合も多い様です。
 
 その他にも注意する事は次の通り

・体格差がでないように育てる事
・飼育環境のレイアウトを変えない事
・適切な温度管理、ストレスのない環境作り、感染症を防ぐ為に清潔を保つ事
・2匹だと上下関係が出来やすいので3匹以上の方が上手く行く可能性があります。しかし、多頭飼育が失敗した場合、個体分のケージが必要となる事もあります。このためいくつものケージを抱える覚悟と準備が必要です。なお、ケンカした際に予備のケージを用意しておくのも重要です。

 まー86さんは、師として仰いでいるChocoHamHamさんからの教えも受け、研究に研究を重ね、ここまで心和ませる多頭飼いに成功しています。ChocoHamHamさんは海外の英語やドイツ語で書かれたハムスターについての文献を読んで研究されています。まー86さんは、ChocoHamHamさんをハムスター界の師匠として様々な知識を教えてもらっているそうです。

 この様に、ロボロフスキーの多頭飼育は世話が難しくきめ細かな観察と分析、努力が必要となってくるため、初心者が憧れて知識や準備もなくお迎えするとロボロフスキーたち自体も可哀想な事に繋がる恐れが非常に高く、お勧めできません。
安易に真似をしてこんなはずじゃなかったとならないように知識と準備を整え、色々な事を想定し最後まで責任を持って愛情を注げる方にお迎えして欲しいと思います。

 どんなペットでもそうですが、正しい知識を持ってからお迎えする事、体の大小関係なく一つの大切な命として扱う事、そして、心からの愛情を注ぐ事が飼い主とペットたちの絆を深め、幸せなペットライフを送る事ができます。大所帯でも1匹1匹それぞれに心を配り、常に寄り添っていく事に喜びを感じると、多頭飼いも楽しくなると思いますよ。

<記事化協力>
まー86さん(@mayu680310)・Instagramのアカウントはmayu680310

(梓川みいな)