電車が混んでいると、どうしても知らない人に体の一部や持ち物が当たったりしがち。そんな時、ちょっと嫌な気分にもなりますが、お互いに少しずつ気を付け合うことで平和に過ごせるのではないか……そんな話題がツイッターで持ち上がっています。

 「ところで、世界平和のために日々思っていることなのですが、電車で、コレ、みんなで気をつけていけたらいいな、という」と、その気を付けたいポイントをイラストにしてツイッターに投稿しているのは、ネットユーザーの“Qもとかよ”さん。そのイラストには、電車の出入り口隣のスペースに立って乗車している人が2種類描かれています。

 ひとつは、ポニーテールのロングの女性がロングシートに背を向ける形で寄りかかっている姿。座っている人はその髪の毛がちょうど顔のあたりに来てしまって辟易としているといった感じ。もうひとつは、同じくロングシートに背を向けて立って乗車している人の肩にかかっている荷物が、ちょうど座っている人の顔のあたりに来てしまって辟易としている様子。

 この場面のイラストを見た人たちからは、「この前知らずにカバンで押しててしまって、女性に押し返されました。ごめんなさい」「リュックの長い紐とかも結構うっかりしてるとやりがちですね……」と我が身を振り返る人、「本当にいつもあるある。後ろ気にしてくれよって本当によく思います」「鞄が肩に乗ってくるのを何度も経験しては、その度に肩を痛めました。」と、被害体験を語る人などが続出。大半はこのイラストをみて自分も気を付けよう、という感想でした。

 混んでいる電車に乗ると、その息苦しさや他人との距離が近すぎる故か妙にイライラしがちになる人も多いかもしれません。特に、疲れているとそのイライラも倍増に。しかし、そこでお互い少しずつ気を付けると、意外と混雑していてもそんなに気分悪くなく過ごせたりするものです。筆者も、同じ状態でカバンを押し付けられたり、知らずのうちに押し付けてしまって怒られたりしたりと、両方の経験があります。体の向きを変える、荷物の位置に気を付けるなど、ちょっとしたことでこうした不快感は軽減されるのではないでしょうか。

 どうしても混雑している電車に乗らないといけない場面は日常にあります。お互いに少しづつでも気を付け合うことで、少しでも快適に過ごせるといいですよね。

<記事化協力>
Q本かよさん(@qmoto)

(梓川みいな)