病院……そこは必要な場所でもあり、また、子どもや一部の人にとっては恐怖の場所。そして、言葉が通じない動物にとっては「とにかく痛い事や嫌なことをされる場所」。そんな病院へ連れていかれる時の猫の鳴き声が「ヤヴァイ」と話題になっています。

 漫画家の小林博美さんの家に住んでいる、ふうちゃんという6歳の猫ちゃん。普段はすごくおとなしいというふうちゃん、動物病院へ行くためにキャリーバッグに入れられ、車へ。その時の鳴き声が……

 「ヤヴァイ~……。…… ヤヴァイ~……」

 ほぼ無我の境地といった感じでじっとしていますが、ぼそりぼそりと、「ヤヴァイ~」と鳴く声は、何とも切ないような、切羽詰まったような鳴き声。完全に「ヤヴァイ~」に聞こえます。どうやら車に乗る時は病院に行く時だけということを覚えてしまっている様子のふうちゃん、車に乗った時だけこんな鳴き方になる様です。

 これを見た人たちからは、ホントにヤバイって言っている!とのリプライがたくさん。さらには、「動画再生でヤヴィーとにゃんこちゃんが言う度に我が家の黒猫が『ウニャン』と反応しましたw 」と飼い猫がその声に反応したり、飼い猫が他の猫を探す様な行動をとったりするコも続出したようです。

 ふうちゃん、病院でもおとなしくしているそうですが、処置が終わったらさっさとキャリーバッグに自分から入っていくのだそう。そういえば、筆者の飼っている猫たちも、病院へ行くと処置が終わったら速攻でキャリーバッグに戻っていってました。とりあえずキャリーバッグの中は安全なのが分かっているみたいです。

 予防接種や病気の時など、動物病院にはお世話になることもちょくちょくあったりしますが、こういう時だけは人間が猫語でしゃべれるようになるか、猫が人間の言葉を理解してくれるといいなぁ、と思わずにはいられませんよね。

<記事化協力>
小林博美さん(@nekonote000)

(梓川みいな)