熊本大震災から1ヶ月が過ぎましたが余震は現在も続いており、あちこちで次に地震が起こるのはどこかと日々憶測が飛び交っています。
けれど日本は全土にわたって活断層が走っているために、いつどこで地震が起こってもおかしくはありません。

まずは地震が起こったときに備えて必要なものを備えておくことが大事なのではないでしょうか。そんな中、Twitterでは「停電したときにサイリウムが使えた!」という書き込みが話題になっていました。

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サイリウム

サイリウムとは細い棒状のものの中に2種類の液体が入っておりパキっと折ることで液体を混ざらせて化学反応を起こし発光させるという“ケミカルライト”のことを指します。
最近ではアーティストのライブなどでファンが手に持ち観客席から応援するために使われることで知られていますが、筆者が小学生のときはよく夏祭りでブレスレットにして売られていたことを覚えています。でも本来は災害時など緊急の際の使用も想定されていたので、防災グッズとして優秀なのはやはり間違いないようです。

発光時

このサイリウムには高輝度と呼ばれる強い発光が20分程度続くものとそうでない弱い発光が6時間から12時間も続くものとあります。東日本大震災の際に6時間以上も停電にあってしまった上サイリウムも何も持っていなかった筆者の経験上、後者を用意しておくことは絶対にオススメですよ。災害にあったという事実だけでも気が滅入るのに、夜になっても真っ暗な状態というのは非常に不安になりますもんね。

電池式のペンライトもLEDのライトを使用していて長時間使えたという報告もあり、ライブに足繁く通っている人もそうでない人も準備しておくと非常に便利かもしれませんね。

(文:大路実歩子)