芸人の鉄拳さんと言えばパラパラ漫画の大家と言っても過言ではありませんが、冠婚葬祭互助会「くらしの友」では亡くなった大切な人に宛てた「つたえたい、心の手紙」を募集し、選ばれた作品を鉄拳さんがパラパラ漫画化し動画にするという活動を行っています。

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 「つたえたい、心の手紙」は亡くなった大切な人へ、今だからこそ伝えたい想いや生前に伝えられなかった言葉を手紙に記したもの。大切な人の死を経験すると悲しみに伏せてしまう人が多いのは当然ですが、生きていく限りいつかは乗り越えなければならないもの。そのきっかけとなれば……という思いから、この取り組みを実施しているそうです。

 今回、2015年に実施された第8回募集で銀賞を受賞した作品「母のサポーター」がパラパラ漫画化され、12月14日から特設サイトにて公開されました。早速それを見た人からは「涙で前が見れない」「最後のタンスが階段になっていく演出で号泣した」など絶賛の声が相次いでいます。

 「母のサポーター」は母の死に直面した息子が家族との思い出を振り返っていくもの。タンスを覗き込む度に過去へとタイムスリップし、当時の自分になって思い返していくという演出が成されています。なぜタンスなんだろうと思いながら見ていくと、終盤につれてその謎が明かされていくことになります。

 実際に見てみた筆者は大号泣。いずれ誰にも訪れる死と別れは辛いものですが、それでもその人との間に生まれた思い出は色褪せることはないんだなあ……と感じた次第です。涙でディスプレイが見えなくなりますね、間違いなく。亡くなった人との別れから未だ立ち直れていないという人にこそ、ぜひ見てもらいたい作品です。号泣すること間違いなしなので、ハンカチとティッシュを用意してから見ることをオススメします。

・鉄拳 × つたえたい、心の手紙 「母のサポーター」より

(大路実歩子)