飼っている小鳥を決まった部屋の中に放して自由に遊ばせる「放鳥」は、小鳥飼いの皆さんの楽しみの一つ。

 インコや文鳥を飼っているSNSユーザーのたまごやきうどんさんも、その中の一人です。日々の鳥たちの様子を旧ツイッターで公開していますが、とある日常の様子に小鳥好きの皆さんが思わず注目しています。

「鳥を飼い始めて分かったこと。無理やりにでもドアノブに止まりたがる」

 そんな言葉とともに投稿された1枚の写真に写っているのは、ドアのノブに2羽で止まっている文鳥たち。ドアの隣にはもう一つのドアがあり、そこにも白い文鳥が止まっています。奥のドアの白文鳥は余裕ある感じですが、手前のドアに並んで止まっている文鳥たちはみっちりと横並び。

 この2羽の文鳥はつがいとの事。飼い主のたまごやきうどんさんによると、ドアノブの一番手前に止まっているのは桜文鳥のおいもちゃん(雌)。その隣はシルバー文鳥のこうくん(雄)。つがいなだけに、いつも仲良く2羽揃って止まっているようです。奥のドアノブに止まって文鳥夫婦の様子をそれとなくうかがっているように見えるのは、白文鳥のだんごちゃん。

 飼い主さんが飼っている鳥たちが遊べるアスレティックはちゃんと別に用意してあり、止まって休むこともできるはずなのに何故かドアノブがお好みの様子。アスレティックで遊ぶこともあるようですが、カーテンレールやタンスの上もお気に入りみたい。ズラリと並んで止まっていることもよくあるそうです。

カーテンレールにならぶ文鳥たち

 この様子を見た人たちからは、「うちの鳥も細いところがあればどこでも止まりたがる」「メガネのつるや肩に止まりたがる」といった反応も。肩乗り鳥さんは可愛らしいですが、自分の顔にかかっているメガネのつるに止まる猛者もいるとは。

 アスレティックの近くには壁掛け時計もありますが、その上も文鳥夫婦はお気に入りらしく、しばしば時計の飾り状態になっていることも。時間を見るつもりが文鳥を眺めていた……なんてこともありそうです。

アスレティックで遊ぶ文鳥たちと壁掛け時計の上の文鳥夫婦

 文鳥たちが部屋の中で遊べるのは、飼い主さんが起きてから出かけるまでの間と、夕方6時から8時の間。飼い主さんがお出かけの時と就寝中は文鳥たちもカゴの中でお休み。鳥さんの体調が悪い時も問答無用でカゴの中です。

 十数羽いる文鳥の他にもセキセイインコも4羽飼っているとのことで、放鳥している部屋の中でうっかり鳥たちを驚かせてしまうと一斉に羽ばたいてしまうそうですが、それはそれで見てみたい気が……鳥さんたちには申し訳ないけど。

<記事化協力>
たまごやきうどんさん(@oimosan2to4)

(梓川みいな)