スマホに何気なく保存しつづけている写真。中には、他人に見られたくないヤバ目の写真も保存されており、それをふとした拍子に見られてしまう……なんてことはあります。

 自分はブス写りだけど大事な人と撮った思い出の写真、リア友には明かせない推しの写真や画像、元彼・元彼女との思い出の写真などなど。こんな写真はどうしたら良いのか、悩んでいる方は多いハズ。

 今回は「隠したいけど保存したい」写真がある方には朗報のテクニックを紹介していきます。

■ 見られたくないけど保存しておきたい写真はどうすればいいのか

 見られたくないけど……保存しておきたい写真。見られたくないなら保存しておかなければいいのに……と思うかもしれませんが、いつぞやの懇親会や恥ずかしい変顔の写真。

 これらは、今は恥ずかしいのかもしれませんが10年20年経過すれば良い思い出です。そのため、保存はどうしてもしておきたいのです。

 とはいえ、ふとした瞬間人に見られてしまうことはよくあります。筆者もつい最近、他人に見られたくない写真を見られてしまい、恥ずかしい思いをしました。

 たとえば、写真をザーッと見ている時に横から知り合いがチラリ……突っ込んでくれるのであればまだしも、軽く鼻で笑って流されたら、たまったものではありません。精神もメンタルもゴリゴリ削られます。

 アプリで写真を隠しておくという事もできるのですが、隠すためだけにアプリをかますのは「スマート」ではありませんし、面倒です。

 そんな時に使えるのが、iPhoneの「非表示」項目。

■ iPhoneで写真を非表示にする方法

 iPhoneで写真を非表示にすることなんてできるのか……?できるんです!

 やり方は簡単で、写真を開き右上の「編集」から「非表示」を選ぶだけ。これだけでアルバムから「非表示」にした写真は表示されなくなります。

 「非表示」にした写真はアルバム内にある、その他「非表示」をタップすると、一度パスワード認証が入り、解除することで見ることができます。認証が入るので、スマホを触られても安心ですね。

■ 非表示自体を「非表示」にする

 さて、ここまでやってもまだ心配な人はいると思います。iPhoneユーザならば「非表示」の設定ぐらい知っているんじゃないの?と心配になるかもしれません。

 そんな場合は、「非表示」をそもそも「非表示」にすることもできます。(iOS14以降)

 「設定」→「写真」の項目にある「非表示項目を表示」をOFFにしておきます。そうすることで、万が一「非表示」項目を探されても……安心です。

 iPhone起動時のロック、さらに「非表示」を開いた際のパスワードロック、そして「非表示」の「非表示」で、トリプルブロックしておけば、見られたくない写真を安心して保存できますね。

 もちろん、一番いいのは、他人に見られたくない写真をスマホに保存するのではなく、どこか別のバックアップを用意しておくか、やましいことをしないという点に尽きますね。

<参考>
iPhone、iPad、Mac で写真を非表示にする

(たまちゃん)