子どもの成長を動画や写真に残したいのが親心。かわいさのあまり、ついスマホを出して撮影してしまいがちですよね。Twitterユーザーで3歳の女の子のママである「さにぃがぁる」さんもその1人。

 ただ、親は画面越しに成長を見ているつもりでも、子どもの目線からは違う見え方をしているようで……。「胸に刺さった娘からの一言」として4コマ漫画を投稿しています。

■ 娘の成長を記録に残そうとスマホを向けるママ

 近所の公園に遊びに行った際、「ママみてみてのぼれるよ」と、うんていの足場に登れることをアピールする娘さんに対し、「おーすごい!!動画撮るね」と、スマホを向けて撮影準備をするさにぃがぁるさん。

「ママみてみてのぼれるよ」

 ところが娘さんは「ママやめて!!どうがとらないの!!」と動画撮影を拒否。「あ、ごめん 恥ずかしかったかな?」とさにぃがぁるさんが尋ねると……。

■ 「ママにみてほしい」の一言が胸に刺さる

 「ママにみてほしいの」と娘さん。普段から人見知りで甘えん坊な性格だという娘さんは、スマホ越しではなくママの目で直接自分を見て欲しかったようです。

「ママにみてほしい」

 その言葉が胸に刺さったというさにぃがぁるさん。「…うん ママちゃんと見てるね!!」とスマホをしまい、自分の目に娘さんの成長を焼きつけたのだとか。娘さんもママに見てもらえて嬉しそうだったといいます。

 この投稿には、「胸に刺さりました」「反省」など、親として教訓になったという声の他、「大号泣」、「素敵なお話」といったコメントが寄せられています。

 子どものいる家庭ではスマホで成長を記録するのはよくある光景。かわいい我が子を撮影したい気持ちは痛いほどわかりますが、もしかしたら子どもたちは「スマホ越してはなく、パパやママの目で見てほしい」と思っているかもしれません。

 さにぃがぁるさんも、「そういえば娘から見た私はいつもスマホを向けていないかな」と振り返るきっかけになったとのこと。

 娘さんが大きくなってから一緒に写真や動画を見返すのを楽しみにしているそうですが、一方で「そばでじっと見て声をかけたり笑ったりする様子が娘の記憶に残ってほしいな」と感じたそうです。

<記事化協力>
さにぃがぁるさん(@SunnyGi23559126

(一柳ひとみ)