ロックやジャズなどの様々な音楽を楽しめる場所、ライブハウス。入場するためには、チケット代の他にドリンク代がかかるのをご存知でしょうか?

 でもどうして追加でドリンク代が必要なのでしょう?推しのライブなどでは「ドリンクなんて飲んでいる暇はない!」といった場合もありますよね。

 ツイッターにて、DJライブキッズあるある中の人さん(以下、DJライブキッズさん)が、その疑問に答えています。

 DJライブキッズさんは、ライブキッズが楽しめることに特化したDJ活動・イベント制作などを行いながら、ライブハウスTH-R HALLの店長も務めている、いわゆる「ライブハウスの中の人」。

 今回の投稿の他にも、ライブハウス慣れしていない人へ向けた注意事項などが度々紹介されています。

よいこのマナー

■ ライブハウスではドリンク購入が必須なのはなぜ?

 ライブハウスでは、入場口でチケットを渡す際に600円程度のドリンク代を支払い、ドリンクチケット等と交換する場合がほとんど。受け取ったドリンクチケットで、ライブ会場内のバーカウンターにて飲み物を注文します。

 DJライブキッズさんによると、ライブハウスでドリンク代がかかる理由は、ライブハウスは「飲食店」として営業しており、飲食物を提供しなければならないからとのこと。つまり主役は飲食物で、ライブは本来「お店の出し物」的立ち位置。

 反対に、大きめのホールやドームなどは「興行場」として営業しているため、ドリンク代が不要な場合が多いそうです。

 ちなみに、ライブハウスは飲食店なので、ドリンクやフードを追加で頼んでもOK。当然ながら、飲食物の持ち込みは禁止されているそうです。

ライブハウスは飲食店

■ 「初めて知りました!」「こんな事情があるなんて」

 このツイートには、「初めて知りました!」、「こんな事情があるなんて」といった声の他、「ノンアルコールが何種類かあると嬉しい」、「ドリチケは後日でも使用可にして欲しい」など、ライブハウスへの要望も多数届いています。

 ここ3年ほど、コロナ禍の影響で新規流入顧客の減少を肌で感じていたというDJライブキッズさん。その反動で「最近ライブハウスに初めて来られる方が増えた」とのこと。そういった人へ向けて、このツイートを投稿したとのことでした。

<記事化協力>
DJライブキッズあるある中の人さん(@mikim0113

(一柳ひとみ)