「Twitterキレカワ猫大会」というハッシュタグが、ツイッターの猫飼いさんらの間で盛り上がりを見せていますが、中でもひときわ注目を集めているのは白猫の「ハク様」のキレっぷり。

 目をカッと見開き、カメラを構える飼い主さんを威嚇しているようですが……ハク様の耳に違和感が。なんと耳が見えなくなっているではありませんか!一体どこにいった?

 もちろん、実際に耳が消失したわけでなく、いわゆる「イカ耳」をする際に、耳を折りたたみ過ぎてしまったのが原因である模様。それにしても、ここまで耳をぺたんと寝かせる様子は、筆者も初めて見ました。こんな事ってあるんですね。

まるで別の生き物のよう……

 この動画が撮影されたのは、6年ほど前のことで、ハク様は当時2歳。飼い主さんが筋トレのために、テレビを見ながらスクワット運動をしていたところ、ふと背後を振り返るとそこに怒りをあらわにするハク様がいたのだそう。

 一体何がそんなに気に入らなかったのでしょうか。普段は甘えん坊で穏やかな性格のハク様ですから、ここまで怒るのはとても珍しいことで、8年間生活を共にする飼い主さんも、この時を含む2回しか見たことがないのだとか。

 初めて目にした愛猫のイカ耳に、飼い主さんもびっくり。と同時に、そのどこか力が抜けてしまう姿はお気に入りになったようで、以来度々動画をツイッターに投稿したり、定期的に見返したりしているようです。

 ちなみに動画の後は、あごをなでてあげるとすぐに耳がぴょこっと現れたそうで、いつものハク様に戻ったとのこと。もしかすると飼い主さんに構ってほしかっただけなのかもしれませんね。

あごをなでられるといつものハク様に

 当時を振り返り、「よく黙って動画が撮れたなぁと感心しています。こんなの今見たら大爆笑しちゃいます」と飼い主さん。当時はさぞ驚いたでしょうが、今はそれも笑い話のひとつ。長く生活を共にする間、ハク様への理解がより深まったということでしょう。

<記事化協力>
ハク様さん(@hakusama0906
anicas(@anicas_jp)

(山口弘剛)