早いもので2021年も残すところ3か月。年齢を重ねるにつれて月日の経つ早さを実感するものですが、そのスピード感を分かりやすく表現したコマ撮りアニメがツイッターで話題。見た多くの方を納得させています。

 作品を見てみると、初めは1月からスタート。笑顔の人物と「月」をあらわす黒い人物が一歩一歩ゆっくりと歩く姿が描かれています。

 続く2月には少し走る様子、そして3月には肩を組み並走する様子が。少しずつスピードはありますが、人物の表情にはまだ余裕があります。

1月はゆっくりとスタート

4月からの急加速

 ところが4月から状況は一変。会社によっては新年度が始まったり、家庭のある方は入園・入学式などプライベートも忙しくなる時期ですが、そんな「加速度」をあらわすようにイラスト内の人物ももう自力ではついていけない様子。黒い人物に引っ張られながら何とかついていく姿が5月まで描かれています。

6月にはメカが登場しさらにスピードアップ

9月には最早何に振り回されているのかもわからず……

 6、7、8月にはメカが登場しさらにスピードが上がります。続く9月にはもう何にしがみついているのかもわからず、今現在である10月には空を飛んでいます。あまりにも早い……!

 このアニメを制作したのはイラストレーターのうのき / 工場長さん(@UNOKINOKI)。各月のイラストは元々うのきさんが月初めに描いているもので、今回のアニメはそれらをつなぎ合わせたもの。うのきさん自身、元々月日が経つのが早いなぁと感じていたのでそれを一枚の絵で表現したいと思い描き始めたシリーズなのだそう。

 もちろんこの先の11月、12月も制作予定。どのような展開になるのかうかがうと、「多分宇宙空間へ行くんじゃないかと!笑」と年末へ向けてついにロケット並みの速度になってしまうことを構想中のよう。公開が待たれるところです。

 このツイートには27万件もの「いいね」がつき、多くの方の共感を得ている模様。

 アニメのなかでも特にこだわったのはやはり「4月以降のスピード感ですかね 」とのこと。続けて「ここから加速して年末まで駆け抜けるイメージなので、その先のスピード感を見て共感してもらえたらうれしいです!」とコメントしています。

<記事化協力>
うのき / 工場長さん(@UNOKINOKI)

(山口弘剛)