手にはめる武器といえばヤンキー漫画などでおなじみのメリケンサックが有名です。しかし、世の中には「メリケンニャック」というとても癒やされる武器?もあるみたい。

 普段はおっとりしていてビビりという猫の飼い主さんが、そのメリケンニャックの写真をTwitterに投稿すると、18万件以上のいいねが付き、話題になっています。

 飼い主さんは2月24日、「メインクーンちゃん手ぐしヨシヨシしてたらメリケンニャックできた」と報告。一緒に掲載された写真には、愛猫メインクーンちゃんの毛で出来た奇麗なメリケンニャックが写っていました。

愛猫メインクーンちゃんの毛で出来た奇麗なメリケンニャック

 筆者も以前、キジトラ猫を飼っていましたが、いくら撫でてもメリケンニャックが出来上がることはありませんでした。いったい、どうやって撫でたら作れるのでしょうか?気になったので飼い主さんに聞いてみました。

 メインクーンちゃんは「優しいなでなでより、激しめのなでなでが好き」とのことで、甘えスイッチが入ると爆音で喉を鳴らしながら気持ち良さそうに撫でられるのだとか。手を止めると「ニャッ」と、おねだりすることもあるそうです。そのため飼い主さんは「よく手ぐしでゴリゴリしてメリケンニャックを作っています」との話。

 作り方のポイントについても聞いてみると、「手ぐしがポイントだと思います」と言い、「手ぐしで撫でていると勝手にできます。襟元の毛がおすすめです。この子は毛が長く細く柔らかいので、しっかりしたメリケンニャックができますが、短毛の同居猫ではメリケンニャックの形になりません……」と教えてくれました。なるほど、だから筆者が飼っていた猫では出来なかったのか……。

毛が長く細く柔らかいので、しっかりしたメリケンニャックができます

 この投稿には、3万件以上のリツイートと18万件以上のいいねが付き、「安心安全のメリケンサック」「最も美しい武器」「攻撃力0だが、癒やし無限大の効果が付与されている」など多くのコメントが寄せられています。

 飼い主さんによると、「いつも無意識で撫でているのでなんとも言えませんが、15分から20分くらい」で作れるそうなので、毛が長くて細く柔らかい猫を飼っている人は試しに作ってみるのも良いかもしれませんね。

<記事化協力>
シンガプーラとメインクーンさん(@nattsun_)

(佐藤圭亮)