「姉さん、事件です!」と、1990年代に放映された往年のドラマの主人公の名ゼリフとともに、Twitterのタイムライン上で発見された「現場猫写真」が話題となっています。

 Twitterユーザーのみきさんが、自身のTwitterに投稿した「現場写真」。そこには、飼い猫である6歳のオス猫の「福ちゃん」こと、大福くんが写し出されていたのですが、何やら腹部に見慣れぬものが。

 一体何なのかと目を凝らして見てみると、腹部にあったのは何と「矢」。なんと大福くん「命中」しまったようでぐったり。大福くんといえば、みきさんの息子さんや、一緒に住んでいるねぎとろくんや、ちくわくんといった“弟分”も甲斐甲斐しく世話をする忠猫。それがどうしてどうして……

 と、一見すると衝撃的な写真。しかしよくよく見てみると、矢の先端部分は吸盤になっています。ん?これは本物じゃない!?

 「どうやら息子にやられたみたいなんです(笑)」

 と、当時を笑いながら振り返るみきさん。

 実はみきさん宅では、寒くなってきたこともあり、先日から床暖房を投入したそうなんですが、大福くんは温かくて気持ちいいからか、へそ天状態でくつろいでいるとのこと。

 まさに「落ちている」状態という大福くんですが、この日はそれを見た息子さんが、大福くんのお腹におもちゃの矢を“のせてみた”のだそう。しかし、大福くんは嫌がったり怒ったりするどころか、「や~ら~れ~た~ニャ~」と言わんばかりの表情に。

 この迫真の演技には、“ニャカデミー賞”があれば、レッドカーペットを渡れるかも?ちなみにみきさんは、この様子をふと振り返った瞬間に目撃したとのこと。

 その様子を撮影し、Twitterに投稿したとのことですが、大福くんのこの千両役者ぶりには、大きな反響に。みきさんはその後、リプライ欄にて、大福くんの「メイキング動画」も合わせて投稿。これには時折、首や尻尾をフリフリさせつつも、胴体は微動だにしない大福くんが写し出されていました。

 そんな大福くんですが、「我が家の子守担当なんです」とみきさんが話されるくらいに、面倒見の良さに定評のある猫ちゃん。息子さんに“絡まれて”、体中におもちゃを乗せられても、嫌な顔ひとつしないそうで、どしっとした愛情を振りまいているそうです。

<記事化協力>
みきさん(@meow_mikii)

(向山純平)