猫ちゃんって、その身軽な体を活かして、様々な場所へひょいっとひとっ飛び。ただし、時折予想外の場所へまで行ってしまうので、飼い主は少々肝を冷やすなんてことも。そんな猫ちゃんの「決定的瞬間」をとらえた投稿写真が話題です。

 「食器入れ替えてたらあああああかわいいけど危なあああああ」

 途中「号泣」の絵文字を4度も交えながらTwitterに投稿されていたのは、メスのアメリカンショートのサンちゃんが佇んでいる様子を、飼い主さんが撮影した写真。

 一見すると、日常の何てことない一幕なんですが、この写真よくよく見てみると、周囲にお皿にコップ、タンブラーの姿。さらに高さも、猫ちゃんが何とか入れる程度。さらに、4枚目の写真にいたっては、お盆とサラダボウル容器らしき食器の間に、何とか体をねじ入れています。

 実は、サンちゃんが佇んでいるのは何と食器棚。まだ生後7か月の子猫ということもあってか、わずかなスペースでも、スルスルと入り込んでしまった模様。

 飼い主さんにお話を聞くと、どうやらサンちゃん、元々は、食器棚の扉が開かないように留めていた輪ゴムに興味を持ったようなんですが、逆にそれで、棚に登るようになっていたとのこと。そしてこの日は、飼い主さんが食器棚を整頓していた隙に、中に入り込んでしまいました。

 これには飼い主さんも、「グラスに割れたら怪我をするから危ない!」という思いがあった一方、「けどかわいいという気持ちもありまして……」と複雑な心中。

 ただこれは、サンちゃんに限った話ではないようで、投稿のリプライ(返信)欄には、「ウチの猫もですよ」と反応する方も。結果、注意喚起といえる投稿となりました。

 とはいえ、出来れば未然に避けておきたいところ。猫飼いの皆さんもくれぐれもご注意ください。

<記事化協力>
サンさん(@sun_san2020)

(向山純平)