テクノロジーが発達し、世の中にはどんどん便利な商品が誕生していますが、音声だけで天気やニュース、音楽などをリモート操作できるスマートスピーカー「Amazon Alexa」もその1つ。人間も驚くようなこの商品に、思わず戸惑ってしまったのが猫の白州くん(2歳/オス)。飼い主さんが動画をSNSに投稿し、話題になっています。

 飼い主さんは10月15日、自身のTwitterで「アレクサが家に来た」と報告。そして、「『スピーカーが喋る』が理解できなくて、喋ってる人を探すねこ」というコメントと共に、動画を投稿しました。

 その動画には、「こんにちは、アレクサです。初めまして。基本的な使い方を知りたくなったら、『アレクサ、使い方を紹介して』と言ってみてください」と話すアレクサに、声はするけれど相手が分からず、キョロキョロとあたりを見わたす白州くんの姿が映っていました。

 飼い主さんにお話を伺ったところ、この動画はアレクサが家に来た初日のもので、現在はそれから1週間くらい経ち、もう探すことは無くなったそうで、「新しいスピーカーは『喋る』と学習したようです」と教えてくれました。

 白州くんについて、「賢くてチャレンジ精神が旺盛」と語る飼い主さん。喋っているのがアレクサだと理解するのも早かったようですね。

 飼い主さんは、喋ってる人を探している白州くんを見た時は、「(ニュースを聞かせても無視するのに)特定の音を聞いて『これは人の声で、話しかけてきている』と判断し、姿を探すというのは、非常に知的な行動だと感じました」と話し、感心している様子でした。ちなみに、最後に窓の外を見ているのは、ベランダに人がいないか確認しているのだとか。

 この投稿には、約2万件のいいねが付き、「これは声の主を探していますね……何かあったら助けてくれるかもしれません……」「『ただの音』でなく『人の声』と認識してるんだな」「こういう猫ちゃんは頭が良い」などの声が寄せられており、動画を見た人たちも白州くんの頭の良さを認めていました。

<記事化協力>
天地創造デザイン部アニメ化@蛇蔵さん(@nyorozo)

(佐藤圭亮)