犬や猫と暮らしていると、不思議に思う事や微笑ましく思う事が多々あります。今回ご紹介する猫のむぎ君も、「お兄ちゃん」になってから何かが変わった様ですよ。

 「娘が生まれる前、ここはむぎの定位置でしたが、今はここは娘が寝ています。今朝はパパと娘が先にリビングに降りたのですが、入れ替わりでむぎがやってきて、ここにすっぽりおさまって眠りました。ああ、甘えたいんだな、譲ってくれてるんだなって切ない気持ちと、愛おしい気持ちでいっぱいな朝でした」と、動画とともにツイッターに投稿した、むぎ君のママさん。

 動画には、掛け物にすっぽりと収まり、ママさんの腕枕で心地よさそうに目を閉じてなでなでにうっとりしているむぎ君の姿。「やっと僕が甘えられる!」そんな表情が見て取れるようです。

 ママさんには1歳半を過ぎた娘ちゃんがいますが、むぎ君は娘ちゃんにやきもちをやく事もなく、自分よりも遅れて生まれてきた小さな命を大事に思っているようです。この日は、パパさんが娘ちゃんと一緒にいたので、むぎ君も遠慮なく甘えることができた様子。むぎ君なりに自分よりもか弱い命を慈しんでいるのが分かります。

 普段も、むぎ君は娘ちゃんとママさんが離れている隙を見ては甘えに来ているそうですが、その分、娘ちゃんに対しても「レディーファースト」と言わんばかりに譲ってくれていると感じる場面が多いのだそう。そして、「娘に対しては本当に優しく穏やかに接してくれます」とむぎママさん。

 この動画に、「むぎ君、お兄ちゃんしていて賢い、涙が出ました」といったリプライが続々。そして、「我が家でも似たようなことがあります」というリプライも。

 筆者宅も、実はちょっとだけ似たような事がありました。人間不信に陥ったシーズーを実家が引き取って飼っていました。その犬は大人に対しては容赦なく牙を剥くほど危険な犬だったのですが、里帰り出産で2歳の長女とともにそのシーズーのいる実家で産前産後と過ごした結果……何も教えてもないのにシーズーは子どもが寝ていると近くで番犬の様に伏せて見守り、大人だったら絶対に噛みつかれる!という事をされても我慢しているのでした。

 「自分より弱い家族」という認識があったからこそ、本能的にこのような動作を取ったのかな、と思います。

 むぎ君も、娘ちゃんに対してとても優しく穏やかに接しているのは、きっと半分は本能、もう半分以上はこれまで培ってきた家族の絆と、パパさんママさんから一身に受けた愛情の賜物なのかもしれませんね。

<記事化協力>
むぎ君ママ(@mugi411)さん
Anicasさま

(梓川みいな)