今や当たり前のようにあちこちの家庭でせっせと動いているロボット掃除機。高性能のものからお手頃な値段のものまで色々。そしてロボット掃除機がやらかす逸話もちょくちょく話題に上るほど。そんなロボット掃除機を導入してよかった事に、納得の声が続出しています。

 「ロボット掃除機を導入して何がよかったって、ママには心があるのであなたたちの大切なものが床に落ちてても拾ってあげられるけど、ロボットには心がないので容赦なく吸います、と教えたら2人ともせっせと片付けるようになったこと……」とツイッターに投稿したのは、4歳と10歳の2児の母である、サキコさん。

 子どもって片付けない。ほんっとうに、片付けない。大事な学校のプリント類からレゴの細かいオモチャ、ぬいぐるみ、折り紙、とにかく使ったものは片付けない。どれだけ同じことを口酸っぱく言っても、一緒にお片付けしようね~とやっても、片付けない。何なら鉛筆なんかの芯を踏んづけて悲鳴を上げることすら。

 しかし、ロボットは心を持たないだけあって、そんな事はお構いなしにあらゆるものを吸い込んでいきます。それこそ、粗相をしたペットの糞まで踏んづけていくほどに。踏んづけて痛いものを吸い込んでくれたり、ほこりやちりを吸ってくれる分には非常に助かるのですが……。心もないけど見分けるということも勿論しないので、子どもたちにとっての大事なものまで容赦なく吸い込んでいきます。

 そこで出たこの言葉。「ママには心があるのであなたたちの大切なものが床に落ちてても拾ってあげられるけど、ロボットには心がないので容赦なく吸います」。すごい説得力。ママが本気出して容赦なく捨て始めると必死に抗議したり泣きわめいたり、とにかく後々メンドクサイ事になるのは、子育て経験者なら分かるのでは。でも、ロボットだと心も見境もないので抗議のしようもありません。

 このツイートに、「これを理由にロボット掃除機買ってもらおうかな……」「これは効果ある一言」「導入を視野に入れた」と、ロボット掃除機導入を検討し始める人がいる一方、「段差の多い家屋で導入できない」という悲痛な叫びも……。あるある、古い日本家屋だと、ちょっとした段差が意外に多かったりするんですよね。

 ちなみに、中古のロボット掃除機を手に入れた弊社編集部のうちのひとりは、ある日帰宅したら階段から「アイキャンフラーイ!!」とばかりに転落していたとの事。段差検知機能が故障していたのかしら……。

 掃除機がけが苦手・時間なくて無理、という人も少なからずという人のためのロボット掃除機。子どものお片付けにも、もしかしたら片付け苦手な大人にも効果ありそうかも!?

<記事化協力>
サキコさん(@sakico_imago)

(梓川みいな)