最近何かと「おやつ」を手にしてしまう癖がついてしまい、ついつい食べすぎてしまっています。そのためか、体重も徐々に増加……「運動をしなければ」と自戒の念を持っているのですが、また魅惑のお菓子が出てしまいました。

 ベビースターの太いバージョン「ドデカイラーメン」から3月20日に期間限定で登場したのは、「築地銀だこ たこ焼ソース味」。一体どのような味なのか、本当に「築地銀だこ」の味がするのか、確認してみました。

■ 築地銀だことは

 「築地銀だこ」とは、株式会社ホットランドが運営する、たこ焼きを製造・販売するチェーン店。最近では「イオン」などのフードコートでもよく見かけるようになりました。「外はパリッと、中はトロッと」した食感が特徴です。

築地銀だこのイメージ

 そんな「築地銀だこ」の味がするベビースターとはどんなものなのか、本当に気になります。

■ 手に入れて成分を見てみる

 3月20日に発売されたのは「ベビースタードデカイラーメン(築地銀だこ たこ焼ソース味)」および「ベビースタードデカイラーメン(築地銀だこ チーズ明太子味)」の2種類。価格はオープン価格となっており、発売当日すぐさまコンビニに駆けつけるも、残念ながらどこもおいておらず。

 何軒かハシゴした末、地元のドラッグストアでようやくゲット。

築地銀だこのベビスターをおいたところ

 原材料名を見てみます。

 たこ焼ソース味のほうは、「小麦粉」「ソース風味パウダー」「タコエキス」「アオサ」「紅しょうがチップ」。

 チーズ明太のほうは「チーズ明太子マヨネーズ風味パウダー」「チーズパスダー」など、たこ焼きを構成する材料がしっかり入っております。

 なるほど、ただの「風味」だけでなく、実際の素材やエキスなどが使われているというのは面白いですね。

築地銀だこのベビスターの裏側

■ 食べてみる

 では食べていきます。まずは「築地銀だこ たこ焼ソース味」のほうです。

 袋から取り出すと、鮮やかな「アオサ」としっとりとした「ソース」がよく塗られているのがわかります。もはや食べ物ではなく、美術館にあるような、よくわからないけど凄そうな芸術品。そんな芸術作品をいただきます。

築地銀だこのベビスターを出したところ

 うん、これはまさしく「たこ焼き味」。良くも悪くも「お菓子のたこ焼き味」であり、「棒状の駄菓子」のたこ焼き味に近い感じです。ただ駄菓子と違いベビースター独特の「ザクザク感」は食感が良く、食べごたえもあります。

 また、ベビースターでは「小麦粉」が使われており、その他の材料も考えるとホンモノのたこ焼きに近い材料構成。つまり、平野レミ風に言えば「食べればたこ焼き」なのです。

築地銀だこのベビスターをとりあげたところ

 続いて「築地銀だこ チーズ明太子味」のほうを食べていきます。

 「築地銀だこ たこ焼ソース味」との違いは、明らかにこちらは白い!アオサやソースなどは見当たらず、白い粉がまぶしてあるのが見えます。

築地銀だこチーズ明太子のベビスターを出したところ

 ではいただきます。うん、先程の「築地銀だこ たこ焼ソース味」よりマイルドで、あとになって「チーズ」の香りが口の中に広がります。その後更に本来の「たこ焼き」の味がブワッと広がり、同時に明太子の辛味が舌に染みてくる。

 幾重にも重ねて様々な味が押し寄せてくるなんとも不思議な感覚。でも、しっかりたこ焼き味ではあります。

 肝心の「築地銀だこの味がするのか」という点ですが、正直そこまで「築地銀だこだ!」とはダイレクトには感じられないのかもしれません。あくまで「築地銀だこ味風」。もちろんそれは「お菓子」というジャンルである以上、致し方ない部分。

築地銀だこチーズ明太子のベビスターをとりあげたところ

 しかし思い出してもらいたい、今回の冒頭で紹介した「外はパリッと、中はトロッと」という「築地銀だこ」の特徴。実は「ベビースタードデカイラーメン」という特性がまさにそのとおり。最初の食感が「バリッ」としており、次第に口の中でトロッとしてくる。これがたこ焼き味にマッチするのです。

 この点を開発側が狙っているのだとすれば、素晴らしいことだと思います。「築地銀だこ たこ焼ソース味」および「地銀だこチーズ明太子」は、期間限定で、なくなり次第終了。ぜひとも見つけ次第手にとってもらいたい商品です。

<参考>
『築地銀だこ』×ベビースターの大好評企画!『築地銀だこ』監修の味を、パリッサクッ食感のベビースタードデカイラーメンで

(たまちゃん)