生活を長く共にしているパートナー同士でも、相手の行動の中で改めてほしいところが必ず一つはあるものです。そんな“改めてほしい習慣”を、パートナーにやんわりと伝えながらも効果てき面の、ある画期的な方法がツイッターに投稿されると「うちもやってみたい」「すごくいいアイディア」との声が寄せられ、大きな話題になっています。

 その方法とは大きなうちわにキラキラの文字と絵文字でデコレーションし、相手への注意を記すというもの。ツイッターユーザーの田口ナツミさん(@NatsuTagu)の投稿した写真には、「くつ下ひろげて」のメッセージと大きいハートがデコレーションされたうちわと、田口さんの夫のものと思われる丸まった状態の靴下が写っています。

 このうちわの感じ、男性の筆者でも既視感が……!そう、アイドルのコンサートでファンが持つうちわにそっくり。これはたしかに相手への注意を促しながら、しっかりと愛情も伝わりますね。

アイドルファンのうちわのようにデコレーションように

 靴下を脱いだままの丸まった状態で洗濯に出すと、わざわざ戻して洗濯したり、干す際に裏返したりととても面倒です。田口さんも元々そんな悩みを抱える一人だったとのこと。結婚をしてから一度だけ注意をしたことがあるそうですが、最近になってまた丸まった靴下を見かけるようになったので、見かねた田口さんは二度目の注意を決意。せっかくなら楽しくて面白い伝え方を、と考えた結果、うちわにして伝えるという斬新なアイデアを思い付いたのとこと。

 田口さんは夫が放置した、丸まった靴下の横にこのうちわをそっと置き、作戦を実行。すると夫は以降、靴下を広げてから洗濯に出すようになったのだそう。たしかに逆の立場でもこの方法なら思わずクスっと笑ってしまいますね。田口さんの夫への「推し」の気持ちが伝わる、愛情たっぷりの注意の方法と言えるでしょう。

 田口さん自身は奈良を拠点に糸でドローイングを行う刺繍作家でありながら、日常生活に楽しさや面白さをプラスしてくれるアイデアをツイッターにて多数投稿しています。次はどんな斬新なアイデアを見せてくれるのか、非常に楽しみです!

<記事化協力>
田口ナツミさん(@NatsuTagu)

(山口弘剛)