筆者は自他ともに認める猫舌。不用意に熱い飲み物を口にして、火傷することもしばしばなのですが、同じく猫舌の方がTwitterに投稿した「猫舌ゆえのトラップ」画像に目が留まりました。リプライには猫舌ゆえの共感が続々寄せられています。

 ホットドリンクのふた(リッド)の画像に「猫舌の人は共感してくれると思うんですけど、ここから吸うの怖くないですか!?絶対フタ開けて、ある程度冷めてから直接飲む」という言葉を添えてツイートしたのは、猫舌の「ちどり飴」さん。

 紙カップに入ったホットドリンクには、このような小さな飲み口の開けられたリッドを装着して提供されるのが今時の主流。これ、筆者を含め猫舌の人は「いつ熱い飲み物が出てくるのか……」と、おっかなびっくり口をつけてるんですよね。

 リッドのおかげで飲み物の液面が見えないので、ある一線を超えると熱い飲み物が小さな口からいきなり流れ込み、ジュッと舌や唇に触れて「熱っ!」となるんです。ちどり飴さんと同じく、筆者も一旦リッドを外し、フーフーして冷ましてから飲むタイプ。

 このツイートには、様々な反応がリプライで寄せられています。「怖くてここに口つけても永遠に飲めなかった……どこまで口に近づいてきてるのかわからないなんて、恐怖しかない」や「おそるおそる飲もうとして、結局アチッ!となる。フタ開けたほうが冷める」といった、筆者と同じ悩みを訴える方も。

 なぜリッドがあるのか、というと、不意に傾けてこぼし、大惨事にならないように……という理由と、外部からゴミなどが入らないように、という理由だというのは分かっているんです。しかし、このリッドの存在によって、猫舌にとっては熱い飲み物がいつ出てくるか分からない、というトラップにもなっていて悩ましいところ。

 リプライには「そんな方のためにスタバなどにはライトホット(ゆるめ)、エキストラライトホット(かなりぬるめ)と言う、魔法の言葉が存在しますよ!!」という情報も。さすがスタバ、様々なオーダーに対応してるんですね……今度試してみよう。

 猫舌にとっては勇気を試される、リッド付きのホットドリンク。これほど同じ悩みを抱えている人がいるとは、筆者も勇気づけられた気がします。

<記事化協力>
ちどり飴さん(@kimono_chidori)

(咲村珠樹)