皆さん「予知夢」って経験したことありますか?予知夢というのは未来で起こる出来事を体験したり、見たりする夢。あくまで“予知”なので、必ずしもそうなるわけではありませんが、一方で夢でみたことが現実におきると「正夢(まさゆめ)」と呼ばれ、少々スピリチュアルな話ですが、創造力が豊かな人はそういった経験をしやすいんだとか。

 タロット占いを趣味にしているうにまるさんもそんな経験をしたひとり。長くひとり暮らしをしていたうにまるさんは長年抱いていた夢がありました。

 「ずっと猫を飼いたくて。それも丸いお顔とモフモフ感のしっぽが特徴のミヌエットです」

 しかしながら、当時のうにまるさんが住んでいる家では部屋が狭い上にそもそもペットNG。ただただ思いを募らせるばかりでした。そんなある日の晩、こんな夢を見たそう。

 「当時住んでいたのとは違う家で猫と暮らしている私の姿だったんですが、妙に鮮明だったので頭に残ったんです。といっても、当時は引っ越す予定もないし愛着もあった家なんで、そのうち忘れ去っていったんですけどね(笑)」

 と、当時を振り返るうにまるさん。ですが、1か月後転機が訪れます。

 「急な事情で引っ越しをすることになって。引っ越し先の家が以前よりも部屋が広くなってしかもペットOKだったんです!」

 なんという運命のいたずら。期せずして「猫のいる暮らし」の道が開かれたうにまるさんは、さっそくブリーダーショップに足を運びました。目的はそう……ミヌエット。しかしながらミヌエットを始めとするマンチカン種はとりわけ人気の高い品種で、お店で見かけても即飼い主が決まってしまうレベル。いくらなんでも、ミヌエットがいるわけ……

 いたんです。

 赤と白の短足ショートヘアと大きな尻尾が特徴だったというオスのミヌエット。運命を感じたうにまるさんはその場でこの猫ちゃんを引き取ることを決めました。

 また、猫を飼うときは名前を寿司ネタにすると以前から決めていたうにまるさん。さっそく家に帰って「ウニ」か「ブリ」かで悩みに悩んだ結果、顔が丸顔でウニ色だったので「うにまる」にしました。そう、うにまるさんのハンドルネーム「うにまる」とは現在飼っている猫ちゃんの名前なんです。

 こうして引っ越しと共に迎え入れられたうにまるくん。ミヌエット元来の特徴よろしく、誰かが遊びに来ても人見知りせず、2人きりだといつも甘えてきてとても癒やされるそうです。

 「一緒に生活していく中で、ストレスやイライラもなくなって、いつしか母性も芽生えて、今ではうにまるのために部屋はいつもキレイに保つようになりましたし、無駄な外食も減って私自身の自立も促してくれました(笑)」

 今では大切な家族ですと語る飼い主のうにまるさん。そういえば引き取った際に仰っていた個性的な尻尾はどうなったかというと、

 「しっぽ立ちすぎてもはや折れ曲がっているw」

 成長と共にシマシマ模様になったといううにまるくんのしっぽ。元々ミヌエットは猫の中でもとりわけ長いしっぽを持つのが特徴ですが、うにまるくんは長すぎて頭に乗るくらいになったそう。うにまるさんのTwitterでもその様子を投稿したところ大きな話題となりました。

 そんな不思議な出会いを果たしたお二方。さてあなたは予知夢を信じる?信じない?

<取材協力>
うにまる@ミヌエットさん(Twitter/Instagram:@unitorouni)

(向山純平)