クリエイティブスタジオ「エコードワークス」が手がけている「妄想マッピングTシャツ」シリーズ最新作が2020年4月に発売されます。今回の商品は「正面を向いた時だけ胸元がふくらんでみえる」というもの。3月9日から、公式オンラインストアで予約受付がスタートしています。

 新作「妄想マッピングTシャツ/Illusion grid」(3300円/税込)は、正面を向いた時にだけ、錯視効果により胸元がふくらんで見えるという、独自のグリッド模様をあしらったプリントTシャツ。これまでの妄想マッピングTシャツは、白Tシャツ(または単色Tシャツ)にインクジェットプリントを施して体の陰影までリアルに再現していましたが、今回はシリーズ初のシルクプリントにより、濃色ボディでの製品化を実現。

 単色インクながら、網点によるグラデーションで陰影を擬似的に表現し、従来の妄想マッピングTシャツと同様にリアルな錯視効果を生み出しています。ブラックとナイトブルーの2色があり、シックで着こなしの幅が広がるデザインとなっています。

 ぜひ、これを着ている人を見てみたいと思った筆者ですが、作者の福澤さんも「まだ一度も、街なかで妄想マッピングTシャツを着こなしているユーザーさんを目にしたことがなく、この点はいつか叶えたい些細な夢の一つでもあります」とのこと。

 福澤さんは、「今回は新たな試みとして『濃色Tシャツ×シルクプリント』で錯視効果を生み出すことにトライしました。これまでのノウハウを元に図案を描き起こしつつ、単色印刷でありながら、網点によるさりげないグラデーションと濃色の生地を組み合わせることで、一見するとアンダーバストに薄っすらと影が落ちているような錯覚の生成に成功しました」とコメント。

 さらに福澤さんは、妄想マッピングTシャツとサロペットを組み合わせると、プリント部分がより効果的に強調されることを発見。コーディネートの事例を紹介しています。

 最後に「ブラックとナイトブルーの2色展開で着こなしの幅も広がった(はず)の妄想マッピングTシャツ、是非デイリーユースの一枚としてお楽しみいただきつつ、一作者として街なかですれ違える日を心待ちにしています」と話す福澤さん。はたして、福澤さんの夢が叶う日はくるのでしょうか……?

情報提供:エコードワークス

(佐藤圭亮)