母親ひとりで乳幼児の面倒をみる「ワンオペ育児」は、母親に孤独や不安を与え、煮詰まってしまう状況を作ってしまう要因。そんな状態の時に、粘土遊びをしていたわが子に渡されたものに「容赦ない」とワンオペ育児ネット民らが反応しています。

 この内容をTwitterに紹介したのは、漫画家のかねもとさん。2歳と6歳の子を育てながら、RPGの世界に現実世界の育児事情を絡めた漫画「伝説のお母さん」や「What’sHome」(漫画サイトSouffle掲載)を連載。ブログ「いっぱいかあさん」の運営も行っています。

 そんなかねもとさんが、こんなことをつぶやきました。「ワンオペ中しんどくて、ねんどで遊んでた息子に『なにか元気が出るものを作ってほしい…』と頼んだら、『はい、毒薬』とこの苦しみを終わらせる武士の情けみたいなものを渡された」というもの。

 息子ちゃん、まさかの毒薬……。これお母ちゃん飲んだらキミ生きていくのめっちゃつらくなるヤツじゃん!ええんかーい!!ツイートが目に入った時、つい心の中でツッコんでしまいましたよね。そしてやっぱりこのツイートを見た人たちからも、「同じくワンオペ中!腹抱えて爆笑しました!」「トドメが容赦ない」「なかなかセンスのあるお子さんですね」と、笑いとともに息子ちゃんのセンスに感心するやら元気が出るやら。

 現代の育児事情は、保育園に入れる前の数年間は夫は外で働き、実家からは離れ、近所付き合いもそう多くない、孤立気味な母親と乳幼児。毎日毎日言葉が通じない、意味が分からない、まともな会話が成り立たない乳幼児と24時間べったりな生活で煮詰まる、「ワンオペ育児」は母親たちの心をむしばむ要因……。

 大概、ワンオペ育児は心身ともに厳しいので、ネットで同志とともに育児の辛さを分かち合ったり、アクティブな人は子育てサロンなどに行ったりするんですが、内向的な人だとなかなかそれも難しく、一人病んでしまうなんてことも……。

 筆者も子どもたちが乳児だった頃、育休中のほんの数か月の間ですらも、世間から隔絶されたような気分を味わったことがあります。筆者には幸い、職場という居場所が確保されていたので長女の時は乗り切れていたのですが、次女が生まれた時は流石に実家が遠いこともあり、夫は頼りにならないこともあって仕事を辞めてしばらく育児に専念していたのですが、当時2歳と0歳を抱えてのワンオペ育児は、本当に世間から置いてけぼりを食らった気分にしかならず、子どもたちが寝ている間はツイッターに逃避する日々でした……。

 できることなら、ワンオペ育児にならない環境を作ってから育児に専念したいところですが、世の中、ままならないものですよね……。

<記事化協力>
かねもとさん(@kanemotonomukuu)
ブログ「いっぱいかあさん

(梓川みいな)