福岡県北九州市のローカルヒーロー『キタキュウマン』のTwitter投稿(@kita_q_man)が、ネット民から総ツッコミを受ける事態が発生しております。
ツッコまれているのは、3月9日に投稿したゴミのポイ捨て禁止をよびかけたもの。

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『「エコの街北九州」。 そんなフレーズを掲げるこの街には、残念ながらゴミを平気で道端に捨てる人間がいる。 あなたの住む街を綺麗にするのは、行政でもヒーローでも神様でもありません。あなたです。』という、ヒーローらしいクールなコメントとともに、PR画像が投稿されているのですが……そこには?

「ポイ捨てにご協力下さい」と盛大に書かれてしまっています。
コメントには「ポイ捨てにご協力を?」「禁止がぬけてますよ」などなどツッコミが寄せられていました。

ネタなのか、それとも本気でドジっ子スキルを発動してしまったのか?
しばらくしての続けての投稿で「はっ……………..やってしまってる……….」というコメントが投稿されていたので、どうやら原因は後者のようですね。

ちなみにですが、今回キタキュウマンが指摘しようとしたように、街の美化には「ポイ捨てを減らすこと」は勿論重要ですが、もう一つ重要なことがあると言われています。
それは「目の前に落ちているゴミを皆が見過ごさない」こと。最近は目の前にゴミが落ちていても、皆見て見ぬ振りをして近くのゴミ箱まで拾って持って行く人が減ってきているそうです。

今年の年始、参拝客のゴミ問題を取材していた際、寺社の方がそう漏らしているのを度々耳にしました。
「ポイ捨てするのは論外だけど、目の前にゴミが落ちてても誰も近くのゴミ箱まで持って行ってはくださらん。ほんの一つの思いやりでいいんやけどね。」取材中伺ったこの一言がいまでも印象に残っています。

ほんの一つの思いやり。そんなちょっとしたことを一人一人が行動に移せば、日本中どこももっと綺麗な街になるかもしれませんね。