猫って警戒心が強くて道端で出会ってもすぐに逃げられてしまったり、お客さんが来たりするとどこかへ隠れてしばらく出てこなかったりしますが、実は懐いている人には物凄く甘えん坊なところがありますよね。

 甘えられるのは嬉しいけど、それも度が過ぎると……。ツイッターにそんな漫画が投稿され、話題になっています。

 ひろ‏さん(@hiro_wakiyaku) が投稿した「うちのねこはストーカータイプ」という漫画の猫さん。1コマ目の朝の様子ではひろさんに腕枕され爆睡中の姿が描かれています。しかし、いびき(?)がヒドく「プピィパポプーップーッ」ととてもうるさい状態。そして次のコマでは帰宅時の様子が紹介され、帰宅するとすぐさま階段上からニャアニャアと大声で呼び「どこ行ってたのかニャー」と言わんばかりに怒っています。また、トイレ中にも容赦なく、閉じかけたドアにそっと手をかけぬるっと参上。ぴょこんと膝に上ってくるという……。「トイレだって集中したいときもある。しかしそれは許されない」容赦ありません。と漫画の中でひろさんは述べています。

 また、入浴中もしっかり離れません。入浴中湯船に浸かっている時はフタの上にちょこんと座って一緒に温まり、ネットタイムは椅子に座ったひろさんの膝の上に立って顔をざ~りざ~りと舐め回してくるそうです。猫の舌ってやすりか!と思うほどザリザリしているから人間の皮膚を舐められるとかなり痛いんですよね-。最後は就寝。やっぱりプープーと音を立てて寝ている猫ちゃん。ひろさんはこの様子に「うるせえなー」と言いつつも実は「もぉ超カワイイ」と思っている幸せな日常だったのでした。

 作者のひろさんに話を聞いてみたところ、現在ひろさん宅には猫ちゃんが二匹いるとの事ですが、二匹ともがストーカータイプなんだそうです。片一方が抱っこされていると、もう片方の猫ちゃんもよじ登ってきて、更には喧嘩まで勃発。そして何とお腹の上でも喧嘩勃発。果てしない三角関係っぽさを感じさせます。

 さしずめ「私のために争わないで」ってところでしょうか。これでは寝るどころじゃありませんよね。自分を取り合って自分の上で愛猫が喧嘩とか……飼い主冥利に尽きるとも言えますが。
また、「寝てる時に、私の顔の上で寝ようとするので何度か息の根を止められかけました」とも。猫の愛が強すぎて窒息の危険とは。飼い主のひろさんの愛されっぷりが半端ないです。猫ちゃんたち、愛が強すぎて飼い主さんを困らせないようにね。

<記事化協力>
ひろ‏さん(@hiro_wakiyaku)

(梓川みいな)