「おしぼりいりませんか~」というセリフが聞こえてきそう。どこからともなく現れて、コンビニやカフェでもらう袋入りのおしぼりを持ってきてくれるマンチカンのくろよくんの姿がなんともキュート。こんなにかわいい配達員さんになら何個でも運んできて欲しいですね。

 くろよくんの飼い主は漫画家の唐草ミチルさん(@jacaranda0116)。この行動はくろよくんを飼い始めた当初からよく見られ、いつも何かをくわえて歩いていたのだとか。唐草さんの過去の投稿でも、くろよくんがおしぼりをくわえている姿が度々見られます。

追いおしぼりをするくろよくん

次から次へと運んできます

 唐草さんはさらにくろよくんがどんどんおしぼりを運んでくる様子をツイート。3つほど運んできたところでこの日の配達は完了。おしぼりに限らず、最近はぬいぐるみや猫じゃらしなども運んでくるのだそう。

 実はくろよくんは、いわゆる「とってこい遊び」が大好き。唐草さんの作業中でも、投げて遊んで欲しい時にどこかに隠し持っていた物を運んできて、ジッと待ちながら圧をかけてくるのだとか。運んでくるというよりは「このおしぼりで遊んで~」という意思表示なのかも?

 おかげで唐草さん宅はおしぼりがあちこちに落ちているそうですが、唐草さん含めて家族全員くろよくんのことが大好きで止める人はいません。くろよくんがおしぼりを運んでくると「天才ちゃん!」「がんばったね!」と全力で褒めたたえながら出迎えているのだそう。

 くろよくんのおしぼり配達はもしかすると「遊んで欲しい」という意思表示と同時に、「飼い主さんに喜んでもらいたい」という気持ちも同じくらいあるのかもしれませんね。

<記事化協力>
唐草ミチルさん(@jacaranda0116)

(山口弘剛)