4日に名古屋市の御園座で大千秋楽を迎えた、橋本環奈さんと上白石萌音さんのW主演舞台「千と千尋の神隠し」。世界初演となった注目作に青蛙役として出演した芸人のおばたのお兄さんが、“まさかの結末”を公開し話題となっています。

 おばたのお兄さんは7月4日、自身の公式Twitterで出演舞台「千と千尋の神隠し」が大千秋楽を迎えたことを報告。「舞台 千と千尋の神隠し 先程 大千秋楽を迎えました。かけがえの無い、幸せな7ヶ月間でした。また前を向いて進めます」と、感動の様子を伝えました。

 しかし続けて「ハクの言葉で『振り向いちゃいけないよ』とありますが、名古屋駅に着いてリュックを御園座に忘れたことに気がつきました。ソッコーで御園座の方を振り向きました」とまさかの出来事を報告。

添えられた1枚の写真には、駅前と思われる場所でこつ然と消えたリュックを赤い点線で強調しながら、「?」と混乱する様子のおばたのお兄さんがおさめられています。

 2月に東京・帝国劇場で初日を迎えた舞台「千と千尋の神隠し」は、大阪・福岡・札幌・名古屋と全国5都市で上演されるも、公演関係者に新型コロナウイルス陽性者が出た影響から一部日程が中止に。それでも、稽古開始から約7か月にわたる長期間を共に過ごした作品ともあり、感慨もひとしおな様子でしたが……さすがの芸人魂を感じざるを得ない、まさかの結末となりました。

 この投稿には7050件のいいねが付いており(記事執筆時)、「最後まで笑いの提供を忘れないなんてさすがです(笑)」という称賛の声のほか、早くも再演を待ち望むファンから「リュックは再演の叶う日まで置いとくということでいかがでしょう?!」など温かなコメントが多数集まっています。

<参考・引用>
おばたのお兄さん公式Twitter(@hinode_obt)
※画像はおばたのお兄さん公式Twitterのスクリーンショットです。

(Shima)