「宇宙・航空」記事リスト
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アメリカミサイル原潜ジョージア ホルムズ海峡を通過してペルシャ湾へ
アメリカ海軍は、巡航ミサイル搭載原子力潜水艦ジョージアが2020年12月21日、巡洋艦ポート・ロイヤル、巡洋艦フィリピン・シーとともにホルムズ海峡を通過し、ペルシャ湾内に入ったと発表しました。通常、潜水艦の行動は機密情報で公式に発表されることはありませんが、異例の発表の背景には、イランに対する牽制の意図があるようです。 -
海上自衛隊護衛艦ひゅうが 初めてフランス潜水艦を相手に日米仏共同訓練
海上自衛隊の護衛艦ひゅうがは2020年12月15日~17日の期間、沖ノ鳥島周辺の太平洋で、フランス海軍の原子力潜水艦、アメリカ海軍の駆逐艦らと、日米仏3か国での対潜水艦戦闘訓練を実施しました。日米仏の3か国が参加し、フランスの潜水艦を相手とした対潜水艦戦闘訓練は、これが初めての機会です。 -
AIが偵察機パイロットの負担を軽減 アメリカ空軍が実験に成功
今や様々な分野で活用されているAI(人工知能)。身近なところではスマートスピーカーや、スマホのカメラに使われている顔認識機能などがありますが、ミリタリーの世界でもAIが進出しています。長時間飛ぶ偵察機パイロットの負担を軽減するため、偵察機器の取り扱いをAIに担当させる実験が、アメリカ空軍で実施されています。 -
アメリカ海軍の新駆逐艦イノウエ 海上公試を開始
アメリカ海軍の新しい駆逐艦ダニエル・イノウエ(DDG-118)が、建造元であるメイン州のバス鉄工所で完成し、2020年12月16日から完成後の試験航海(海上公試)が始まりました。駆逐艦イノウエはバス鉄工所にとって、2018年12月に就役したアメリカ海軍の駆逐艦トーマス・ハドナー以来の新造船となります。 -
ロシアの次世代ロケット「アンガラA5」6年ぶり2回目の打ち上げ試験に成功
ロシア国防省とロスコスモスは、ロシアの次世代大型ロケット「アンガラA5」の2回目となる試験打ち上げが、プレセツク宇宙基地で2020年12月14日に実施され、成功したと発表しました。アンガラA5の試験打ち上げは、2014年12月23日の第1回に続くもので、これで2回連続の成功となりました。 -
アメリカ軍の新インターネット通信「GatewayONE」第5世代戦闘機での実験成功
アメリカ軍が開発中の新しいインターネット通信「GatewayONE」。より安全なデジタル通信で、戦闘機など各装備が戦術データを共有するシステムの実験が2020年12月9日に実施され、F-22、F-35の第5世代戦闘機での高速データ通信や、無人機XQ-58Aとの半自律編隊飛行を成功させました。 -
アメリカ海軍支援の研究チーム 新種?のクジラを発見
アメリカ海軍海洋システムコマンド(NAVSEA)は2020年12月11日、NAVSEAの支援する研究チームが、メキシコのバハ・カリフォルニア半島沖の太平洋で、新種とみられるクジラの一群を発見したと発表しました。 -
サウジアラビア向けのF-15SA 最終号機が納入完了
アメリカ空軍ライフサイクル管理センター(AFLCMC)は、サウジアラビア空軍向けのF-15SA最終号機を2020年12月10日に送り出しました。操縦系統をデジタル・フライ・バイ・ワイヤとするなど、従来のF-15S(F-15E)を大幅に近代化したF-15SAは、これで2010年にサウジアラビア政府と合意した発注分が出揃いました。 -
無人空中給油機MQ-25 初めて空中給油ポッド付きでの試験飛行を実施
アメリカ海軍が採用を決定した無人空中給油機、ボーイングMQ-25スティングレイが、初めて空中給油ポッドを装着しての試験飛行を実施ししました。ボーイングが2020年12月9日明らかにしたもので、航空機単体だけでなく、より実任務に近い状態での試験に開発フェーズが移行したことを示すものです。 -
アメリカ偵察衛星NROL-44 ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げ成功
アメリカの偵察衛星を載せたULAのデルタIVヘヴィロケットが、2020年12月10日20時9分(日本時間11日10時9分)にフロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられました。アメリカ偵察衛星の打ち上げは、11月13日に実施されたULAのアトラスVロケットにによるNROL-101以来のことです。