「宇宙・航空」記事リスト
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スウェーデン政府 消防機を2機追加発注し北欧の森林火災対応を強化
スウェーデン市民緊急事態庁(MSB)は2021年1月28日、森林火災に対処するための消防機について、2020年に締結したサーブとのオプション契約を行使し、追加の2機とそれに付随する運用員などの供給を要請したと発表しました。森林火災が本格化するシーズンを前に、市民緊急事態庁の消防機は4機体制に強化されます。 -
海上自衛隊P-1哨戒機 グアムでの多国間共同訓練「シードラゴン2021」を終了
海上自衛隊のP-1哨戒機が、毎年グアム島で開催されている恒例の固定翼哨戒機多国間共同訓練「シードラゴン2021」に参加。ホスト国アメリカのほか、インド、オーストラリア、カナダの5か国から参加した哨戒機部隊とともに、訓練の最優秀部隊に送られるチャンピオンベルト「ドラゴンベルト」を目指し、対潜水艦戦闘の戦技を磨きました。 -
イギリスが無人戦闘機の開発をスタート 北アイルランドで試作機製造
イギリス国防省は、有人の戦闘機と連携して任務を遂行する無人機(ドローン)の試作機開発予算として約3000万ポンド(約42億7600万円)を計上。プロジェクトチーム「チーム・モスキート」を率いるスピリット・エアロシステムズに対し、試作機の製造を発注しました。試作機は、2023年末の飛行試験開始を目指します。 -
ヴァージン・オービット オランダ初の軍事衛星打ち上げを受注
オランダ国防省とヴァージン・オービットは2021年1月25日、オランダ初の軍事衛星をヴァージン・オービットの空中発射式ロケット「ランチャー・ワン」で打ち上げると発表しました。衛星の名前は、オランダ空軍初の飛行機にちなんだものとなっています。 -
ギリシャ フランスとの戦闘機ラファール導入契約に調印
ギリシャ空軍は老朽化したF-4EファントムIIの後継として、フランスからラファールを導入することを決定。2021年1月25日にアテネにおいて、ギリシャのパナギオトプロス国防大臣とフランスのパルリ軍事大臣が出席し、調印式が実施されました。ギリシャはフランスを除くヨーロッパ諸国で、初めてラファールを採用する国となります。 -
アメリカ海軍セオドア・ルーズベルト空母打撃群が南シナ海入り
アメリカ海軍の空母セオドア・ルーズベルトを旗艦とする空母打撃群が2021年1月23日、定期的な哨戒任務のため南シナ海に入りました。南シナ海では年明けから中国が活動を活発化させており、セオドア・ルーズベルト空母打撃群はこの地域における安全保障と航行の自由を維持する活動に入ります。 -
アメリカ空軍 空中給油機KC-46Aの第7次生産分15機を発注
アメリカ国防総省は2021年1月20日付の発注契約で、ボーイングに対しKC-46A空中給油・輸送機の第7次生産分として、15機と付帯サービスを総額約21億2500万ドル(約2200億円)で発注したと発表しました。KC-46Aは1月12日付で第6次生産分の12機が発注されたばかりで、これで発注数は94機となります。 -
インドのホーク練習機 国産精密誘導弾の発射試験に成功
インドのホーク練習機が、同じくインド国内で開発中の精密誘導弾SAAW(Smart Anti-Airfield Weapon)の発射試験を実施し、成功させたとインドのヒンドスタン航空(HAL)が2021年1月21日に発表しました。国内の航空宇宙産業振興を進めるインドにとって、新たな進展となりました。 -
アメリカ軍で唯一「大統領のもの」という組織は?バイデン大統領就任式でも活躍
アメリカ軍は「国家の軍隊」であり、大統領が自由にできる所有物ではありません。しかし、アメリカ軍には自らを「大領領のもの」とする組織が、海兵隊内に1つだけ存在します。2021年1月20日のバイデン大統領就任式でも重要な役割を果たした、その組織である海兵隊音楽隊と大統領就任式との関係を歴史的経緯を含め、ご紹介します。 -
アメリカF-35Bと駆逐艦 2021年もイギリスと統合空母打撃群を形成
アメリカとイギリス両政府は2021年1月19日、2020年の共同訓練に引き続き、アメリカ海兵隊のF-35Bと海軍の駆逐艦がイギリスの空母クイーン・エリザベス打撃群に参加し、統合部隊となる合意文書に署名したと発表しました。空母クイーン・エリザベスは2021年春、初の実任務としてアジア方面への遠征が計画されています。