タグ:ジオラマ
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ジオラマにはプラ板やプラ棒といった模型材料のほか、スタイロフォームなどの建築資材や、身近にある様々なものが素材として使われます。中世ヨーロッパを思わせる町に降り立ったドラゴン。これ、実は納豆パックなどの廃品で作られているんです。これを作ったのは「ジャンピエール・ド・ビンボー伯爵」さん。その作品作りには「楽しむこと」が、いっぱい込められています。身近なものを材料にした造形は真似したくなるかも?
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昔から「神は細部に宿る」という言葉がありますが、これは文字通り神様の宿る場所。指先に鎮座した、小さな小さな「指先神社」。縮尺は1/400だといいます。ミニミニサイズの神社を作った、ジオラマ作家の小田プレスさんに話をうかがうと、これは現在制作中のジオラマで、ビルの屋上にある稲荷神社として作られたものだとのこと。社殿は3Dプリンタで出力したそうですが、はみ出さないで彩色するのが大変だったといいます。
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古びたガレージに入った旧車と使い込まれた工具、どこかから漂うオイルの匂い……子どもの頃に憧れた、車・バイク好きの夢を具現化したような「男のドォルハウス」。これらのミニチュア作品を20年近く作り続けてきた作者の杉山武司さんに、作品についてうかがいました。使われている素材は主にヒノキ。建具店で育ったこともあり、胴縁やスタイロフォームなどの建材も使用しているといいます。
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大海原をゆく全長数センチの小さな帆船模型。素材はなんと、アイスの棒なのだといいます。作者の大和さんはミニ帆船模型に2018年から取り組み、これまでに映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のブラックパール号2隻とイギリスの記念艦ヴィクトリー、計3隻を完成させました。パーツはデザインナイフやカッターなどを用い、アイスの棒から切り出されたもの。細かいディティールも精密に表現されているのは、まさに驚異的です。
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怪獣映画では、怪獣の大きさを観客に説明するようなカットがあります。小さな模型の目線から見ると、すべてのものが大きく感じ、かわいい猫さんだって「大怪獣」に。そんな怪獣「猫」さんにNゲージの列車が襲われる大迫力の映像が、大阪市の鉄道模型ジオラマ&保護猫カフェ「ジオラマ食堂 てつどうかん」公式Twitterに投稿されました。登場する猫さんの名前は、トムくん。目の前に模型が来たので手を出したみたいです。
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宮崎駿監督の名作として知られる「未来少年コナン」。そこに登場するダイス船長の船「バラクーダ号」を、1/24スケールのジオラマとして作っている方がいます。全長2.2mにも及ぶビッグスケールで、もちろんフルスクラッチ。フレームをプラ板から切り出し、構造を作ってプラ板の外板を取り付けるという、本物の造船とと同じ手法で2016年から「建造」を続けている、作者のかのーさんに話をうかがいました。
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「どこかで見たことあるようなやつ」というつぶやきとともに、Twitterに投稿された1枚の写真。そこには雪国で見かける機会の多い「チェーン着脱場」の交通標識を持ち上げている姿。一体どういうこと……?実は投稿者が自作したミニチュアでした。
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大阪市天王寺区にある「ジオラマ食堂 てつどうかん」は、リアルな鉄道模型ジオラマと、そこでくつろぐ猫さんを同時に楽しめるお店。元々はジオラマのある飲食店だったのですが、赤ちゃんを連れた母猫親子を保護したことをきっかけに、保護猫活動とジオラマのお店へ衣替えしたとのこと。営業は完全予約制となっており、1回2時間の入れ替え制。YouTubeチャンネルでは毎週2回、21時半からライブ配信もしています。
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雪国の鉄道で「冬の風物詩」ともいえるのが除排雪作業。作業にあたる除雪車は鉄道ファンの人気も高い存在です。鉄道模型が趣味のB作さんは、北海道の宗谷本線を走る排雪列車「宗谷ラッセル」をモチーフにしたジオラマ写真をTwitterに投稿。ラッセル式除雪機関車のDE15形は雪煙を上げてパワフルに除雪していますが、勢いあまって線路の雪だけでなく、隣接する道路を走る車まで豪快にぶっ飛ばしています。
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手の中に収まる小さなガラス容器の中に入った、リアルなジオラマ作品を作っている「猫耳工廠」さん。高校時代から本格的な極小ジオラマ作りを始め、現在では年100点以上を制作しているという猫耳工廠さんに、ジオラマの作り方やお気に入りのモチーフなどについてうかがいます。現在のお気に入り、という作品は、1年がかりで完成させた東京・笹塚に実在する喫茶店「シャララ舎」の断面ジオラマ。屋上から地下のギャラリースペースまで、細部にまで神経の行き届いた造作は驚異的です。
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幅広いジャンルで趣味の創作活動を楽しむ投稿者。その道10年以上の中で、先日は新挑戦となった「ツリーハウス」をTwitterで公開。初めてのスランプを経て生み出されたという本作は、「人と人の繋がり」の重要性を再認識させてくれた作品でもあったそうです。
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Twitterユーザーのもっきり屋のマモさんは、本業の理容師の傍ら趣味で模型作りを楽しんでいる人物。40代の頃から始めたといい、主な題材は、自身が幼少期にみて衝撃を受けた「装甲騎兵ボトムズ」に登場する機体(アーマードトルーパー)。50代に突入した現在も、活動は継続しており新作発表の場は主に自身のTwitter。先日公開した、「川面表現」のファンアート作品が反響を呼んでいます。
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ゲームソフト「ゼルダの伝説」シリーズにおいて、主人公リンクの最強クラスの武器である「マスターソード」。別名「退魔の剣」とも呼ばれる程の高い攻撃力と、見た目のカッコよさ、入手時のイベント等から作中屈指の人気を誇る剣です。そんなマスターソードをモチーフにしたジオラマ作品がツイッターで話題になっています。台座に突き刺したマスターソードに光が差す光景は、ゲームそのままの荘厳な雰囲気を漂わせています。
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東京を代表する街並みのひとつ「渋谷スクランブル交差点」。これをジオラマで再現したクリエイターの投稿が話題。机ほどのサイズで表現されたそれは、至るところで「シブヤ」を感じさせるリアルさ。
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大きな余白に浮かぶ小さなショベルカーのミニジオラマを紹介した投稿者。自身の作品を展示した作品展において、感謝の気持ちをこめて製作したものだそう。「埋もれた才能が見つからない」というメッセージも含めた洒落の効いたアート作品に。
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今や「ガンプラ女子」という言葉もあるように、男性だけでなく女性モデラーも多くなってきたガンプラ。SNSでは様々な作品が発表されています。その中に、これがガンプラだけでなくプラモ自体が2作目、という作品がありました。ダメージを受け放棄され、いつしか草むしたガンダムのジオラマ。初心者とは思えない表現力です。
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まるでゲームの中からそのまま飛び出してきたかのような完成度。2006年に発売されたニンテンドーDS用ソフト「ポケットモンスターダイヤモンド・パール」において冒険の始まりの地である「フタバタウン」をUMAのクラフトチャンネルさんが画用紙でジオラマ化しました。
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食卓に並ぶことも多い食用魚としてお馴染みのサケですが、その一生は実にドラマティック。そんなサケの一生をよりわかりやすく、パノラマ式のペーパークラフト作品にして紹介したのが、1031(いちまる)さん。現役の理系大学生でありながら紙創作のジオラマ作品を手掛けており、主に水辺の生き物をテーマにした作品を多く制作しています。
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様々なジャンルのあるジオラマですが、海上を航行する艦船のジオラマは愛好家も多く、人気のジャンル。「ウォーターライン」と呼ばれる喫水線上の部分を再現した艦船模型と、海のディティール表現などが見どころです。そんな艦船ジオラマで、誰もがやってみたい(?)注目の新作がSNSに投稿されました。
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10月31日はハロウィン。古代ケルトの収穫祭と年越し祭りが発祥の行事ですが、日本でも仮装や家の飾り付けなどをする人も増えています。しかし、なんといってもハロウィンの本場ともいえるのはアメリカ。そんな本場のハロウィン装飾の家をジオラマ作家の藤平翔さんが再現。「アメリカ郊外の住宅をイメージし、誰もがアメリカを連想するような建物形状を意識しました」という、ウッドデッキのある下見板張りの一軒家です。