今年もアニメロサマーライブがやってきました。今回の「新作アニメ捜査網」では、アニサマレポートをお届けいたします!
このコンサートはさいたまスーパーアリーナで開催され、有名アニメソング歌手・声優らが一堂に集結して楽曲を披露するというアニメ界の一大イベントです。


本稿では、2日目となる8月29日(日曜日)の公演の様子を時系列順でご紹介致します。本公演では、過去のアニメソングから2010年第4クールの新番組のアニメソングまで幅広く登場し、さながら21世紀のアニメ史を振り返るかのような好企画となりました。

出演者についても、キングレコードMM制作部の無敵のツートップ・田村ゆかり&水樹奈々、ランティスの巨砲・茅原実里、フライングドッグの幹部候補生・May‘nら、現在のアニメ界の重要声優・歌手がこの地に集まり、さいたまスーパーアリーナは恰もアニメ界の出雲大社の様相を呈していました。
それではGO!

公演劈頭に現れたのは茅原実里(ランティス所属)とMay‘n(フライングドッグ所属)の2人。
2人が歌った1曲目「創聖のアクエリオン」(2005年)から、会場に詰めかけた数万の群集は一致団結。

続いて茅原が持ち歌を歌いました。
まずは2008年のテレビアニメ『喰霊―零―』のオープニング主題歌「Paradise Lost」。
茅原は多くの歌を歌っているものの、実は番組主題歌をあまり多くは歌っておらず、去年まではこの曲が茅原にとってほぼ唯一と言っていい代表的番組主題歌でした。
この曲は、イントロからいきなりインパクト大爆発。2008年のアニメソングの中でも「Paradise Lost」のイントロは最大級のインパクトを誇っていました。

舞台上ではバイオリニストの皆さんが立ったまま演奏していましたが、この時のイントロこそバイオリニストさん最大の見せ場だったと思います。
本作では毎回毎回OPの入りがとても印象的でしたが、特に傑作と言っていい使用例が第11話「運命 乱 ―うんめいのみだれ―」です。アバンタイトルで戦闘シーンが始まったと思いきや間髪を入れずオープニングに突入するのですが、激しいイントロと相俟って、激闘の幕開けを告げる使用例となりました。会場では、訓練された観客達が示し合わせたように茅原とサビを合作し、まるで事前に台本があったかのような一体感を生みました。

次に茅原が歌ったのは今年2月6日公開のアニメ映画『涼宮ハルヒの消失』の主題歌「優しい忘却」。この映画は、後述する今年1月23日公開のアニメ映画『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』と並んで2010年のアニメ界最大の話題作であり、アニメロサマーライブではこれら双璧がぶつかることとなりました。実は、『ハルヒ』VS『なのは』の対決は、茅原実里VS水樹奈々の同い年対決でもありました。尚、「優しい忘却」は映画で流れた時はアカペラでしたが、公演では優しい伴奏を伴いました。

次なる歌手はmilktub(ランティス所属)。
milktubが歌ったのは今年のテレビアニメ『バカとテストと召喚獣』のエンディング主題歌「バカ・ゴー・ホーム」等です。元気溢れる少年達を活写した本曲は、『バカとテストと召喚獣』の主題歌として実に番組本篇とマッチした一品でした。この歌にはお日様が西から登ると指摘する箇所がありますが、これなどは『天才バカボン』を彷彿とさせますね。題名に「バカ」と付くアニメの後継者と言えるでしょう。
更にサイキックラバー(コロムビアミュージックエンタテインメント所属)も登場し、milktubとサイキックラバーが共同で1987年のテレビアニメ『シティーハンター』のエンディング主題歌「Get Wild」を歌いました。この時代のアニメソングには番組本篇と無関係なアニメソングも少なくなかったものの、往年のアニメソングを振り返るという企画はアニソンが辿ってきた道のりを考える上で有意義であったと言えるでしょう。

続いてサイキックラバーは2009年に放送が開始された特撮ドラマ『侍戦隊シンケンジャー』のオープニング主題歌の節で「埼玉~♪」と歌うなど、ご当地をネタにした軽妙さを見せました。

Crush Tearsの出番では、ボーカリストを務める小林ゆうが相変わらずの礼儀正しさを発揮。
以前、ゲームソフト『一騎当千クロスインパクト』の宣伝のために書かれた色紙から滲み出る真摯な態度に感銘を受けたものですが、本公演でも深々とお辞儀をし、謙虚な姿勢を見せました。

飛蘭(ランティス所属)は今年のアニメ映画『ブレイクブレイド』のエンディング主題歌「SERIOUS-AGE」や今年のテレビアニメ『聖痕のクェイサー』のオープニング主題歌「Errand」等を歌唱。
『ブレイクブレイド』は全6部作の中篇アニメ映画シリーズで、1作目と2作目が1箇月間隔で公開され、いずれも上映時間は50分でした。この手の上映形態をとったアニメ映画シリーズと言えば『空の境界』全7部作という前例がありますが、『空の境界』の場合は第1作の公開が2007年12月、最終作の公開が2009年8月ですから、第1作から最終作まで1年9箇月かかっております(因みに第1作と第2作の間隔は、『ブレイクブレイド』『空の境界』共に28日間。第2作と第3作の間隔は、『ブレイクブレイド』の方が『空の境界』より約2倍長くなっている)。『ブレイクブレイド』は映画公開後、異例の早さでテレビ放送を決定するなど、今後の動きから目が離せません。
『聖痕のクェイサー』はバトルアニメであったことから、「Errand」では叩き鳴らされるパーカッションの乱舞が激闘を巧みに表現していました。

この後に登場したのは、ゲームソフト『探偵オペラ ミルキィホームズ』の主題
歌「雨上がりのミライ」を歌う4人組・ミルキィホームズ。朝だろうが夕方だろうが深夜だろうがお構いなしに同作のコマーシャルが流れているので、ご存知の方も多いでしょう。同作は2010年第4クールにテレビアニメ化され、さいたまスーパーアリーナの外には大きな看板が設置されていました。
製作するブシロードが並々ならぬ熱意を投入していることが窺えます。

ミルキィホームズ

奥井雅美は今年のテレビアニメ『真・恋姫†無双~乙女大乱~』のオープニング主題歌「恋華大乱」等を歌唱。この歌のサビでは涙を流した少女に言及されていますが、この歌詞は同作の第10話「周泰、宮中に忍び込むのこと」で描かれたエピソードを指しています。尚、同作は『三国志演義』の武将を女性化した作品です。

朝廷を牛耳る十常侍の張譲(声・矢島晶子)にやむを得ず従う呂布(声・萩原えみこ)の姿に心を痛めた陳宮(声・結本ミチル)は、魏の曹操(声・前田ゆきえ)に助けを求めます。
呂布の窮状を涙ながらに訴えた陳宮ですが、その場にいた魏のメンバーも、呉のメンバーも、陳宮の言葉を疑ってかかります。これに憤然として抗議したのが蜀の張飛(声・西沢広香)でした。
張飛は魏や呉の連中に言い放つ。
「この涙がほんとかうそか分からないようなら何が君主なのだ!何が軍師なのだ!お前らみんな大馬鹿なのだ!」

この場面は、『真・恋姫†無双~乙女大乱~』の中でも随一の名場面です。アニメロサマーライブでは歌唱中にアニメの映像を上映することは基本的にありませんが、奥井が「恋華大乱」を歌った時は画面に『真・恋姫†無双~乙女大乱~』のオープニングタイトルバックが映し出されました。そしてサビにおいて涙を流した少女に言及するタイミングで画面に登場したのが、涙を流す陳宮であったのです。

続いての出演歌手は彩音(5pb所属)。
彩音は2009年のテレビアニメ『11eyes』のオープニング主題歌「Arrival of Tears」等を歌いました。『11eyes』はグロシーンを伴う激しいバトルアニメであり、同曲ではエレキギターが壮絶な激しさを表現していました。

次に出番が回ってきたのは桃井はるこ。
桃井の少女のような声は健在であり、鍵盤を持つ姿もチャーミングです。

続く遠藤正明は奈落から大ジャンプで現れ、とてもかっこ良かった。

ALI PROJECT(ランティス所属)は現在放送中のテレビアニメ『刀語』の新オープニング主題歌「刀と鞘」等を披露。
同バンドのボーカリスト・宝野アリカは着物姿で登場し、舞台上では武士が殺陣を繰り広げたり、花魁が登場したりするなど、時代劇の世界が展開しました。アリプロは、その場を異空間に変えてしまう演出力に優れていると思います。

また宝野はMCの中で新作アルバムの中に「君が代」が収録されていると紹介し、宝野独特の言い回しで「発禁の虞があるから発禁になる前に買っておきなさい」と促していました。
この発言は、1999年に忌野清志郎がロック版「君が代」を収録したアルバムを発売しようとした際、レコード会社が発売を中止したことを念頭に置いたものでしょう。

May‘nは現在放送中のテレビアニメ『最強武将伝 三国演義』のエンディング主題歌「愛は降る星のごとく」や同『オオカミさんと七人の仲間たち』のオープニング主題歌「Ready Go!」等を歌唱。
『最強武将伝 三国演義』はテレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知で日曜日の朝、『オオカミさんと七人の仲間たち』は千葉テレビとテレビ神奈川で日曜深夜に放送されていることから、一部の関東住人にとっては朝に『最強武将伝 三国演義』を観てから出発してアニメロサマーライブでMay’nの歌を聴き、帰宅した後に『オオカミさんと七人の仲間たち』を観るという形になりました。
『三国演義』は重厚な人物描写・軍事描写が展開する2010年のテレビアニメ界きっての傑作であり、ホリプロ創立50周年記念番組でもあります。
May‘nが所属する芸能プロダクションはホリプロであり(所属するレコード会社はフライングドッグ)、その縁で『三国演義』のエンディング主題歌にMay’nが起用されたのでしょう。
6月8日にNHKラジオ第一で放送された『渋谷アニメランド』にMay‘nが出演した際は、音源の都合でしょうか、当時のMay’nにとっての最新楽曲である「愛は降る星のごとく」は流れませんでした。という訳で、アニメロサマーライブにおいてMay‘nは満を持して「愛は降る星のごとく」を放ったと言えます。

この歌が歌われている最中に観客が振っていたサイリウムは青が多かったものの、黄緑色のサイリウムを振っている観客もちらほら見受けられました。前後に揺れる黄緑色のサイリウムを見て、「あぁ、この会場には『三国演義』のエンディングに登場する張飛が沢山いるなぁ」という錯覚を生じたりしたものです。

余談になりますが、以前、NHKの番組でMay‘nの子供時代の映像を紹介したことがありました。まだ子供なのに歌が上手いので驚いたものです。「蛇は一寸にしてその気を得る」とはまさにこのことだ。

公演の終盤に差し掛かると、深夜アニメ界の大立者がいよいよ登場しました。
現れたのは田村ゆかり(キングレコード所属)。
『B型H系』のオープニング主題歌「おしえて A to Z」等を歌いました。まるで少女のような衣装を身に纏った田村は、永遠の少女と呼ぶに相応しい。

ここで私が「流石プロ」と感心したのは、ビデオキャメラを撮影しているキャメラマンです。
田村が客席に向かって「もっともっと」と煽るや否やキャメラマンはすかさず舞台上から客席にパンし、次の瞬間、観客は一斉に「おー!」と歓声を挙げたのでした。あれがプロの業なのですね。

田村の出番の後、サプライズが。
事前に発表された出演者一覧には掲載されていなかったKOTOKO(ジェネオン・ユニバーサル・エンターテインメント所属)が登場したのです。
全国を行脚してコンサートツアーを行っていたKOTOKOは、東北地方での公演を終えて急いでさいたまに来たそうな。そして2010年第4クールの新番組『もっとTo LOVEる』のオープニング主題歌「Loop-the-Loop」や2004年のテレビアニメ『神無月の巫女』のオープニング主題歌「Re-sublimity」等を歌いました。

『もっとTo LOVEる』は2008年第2クール~第3クールに放送された『To LOVEる』の続篇ですが、1作目の製作委員会にはTBS東京放送が出資し、TBS東京放送・MBS毎日放送・CBC中部日本放送で放送されたのに対し、2作目の放送局は独立UHF局である東京メトロポリタンテレビジョン・千葉テレビ放送・サンテレビとテレビ東京系列のテレビ愛知になってしまいました。
一方の『神無月の巫女』のOPについて。この曲のイントロは長いのですが、KOTOKOは寧ろこの点を巧みに利用し、観客に拍手させていました。これにより、観客のノリを更に良くする効果と、観客を飽きさせない効果があったと思います。と同時に前奏・間奏・後奏ではキーボードが大活躍していました。ところでこの曲の最中、観客が同時に一斉にジャンプする場面があったのですが、事前に出演が告知されていなかった歌手の6年前の歌のお約束を把握している観客は凄いとか言いようがありません。

そしてトリを務めるのはキングレコードMM制作部の主砲・水樹奈々です。
水樹は今年のアニメ映画『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』の主題歌「PHANTOM MINDS」等を歌いました。今年は多くのアニメ映画が公開されていますが、それらのエンドロールの多くは真っ黒な背景にタイトルクレジットを表記するものであるのに対し、劇場版『魔法少女リリカルなのは』のエンドロールは美麗なカットを背景にしたもので、そこに水樹奈々による「PHANTOM MINDS」が響き渡ると、それまでの2時間に亘る激動のストーリーを凝縮したかのようになり、もう胸が一杯になります。水樹の「PHANTOM MINDS」は2010年のアニメ界を代表する最大級の名曲と言ってよい。CDで聴くと伴奏のバイオリンがとても切ないのですが、アニメロサマーライブでこの曲が披露された際のバンドの顔触れを見ると、バイオリニストがいなかったように思います。何はともあれ、公演序盤に『涼宮ハルヒの消失』、終盤に『魔法少女リリカルなのは』を持ってきた構成は、2010年のアニメ界を象徴していると言っていいでしょう。

また水樹はMCの中で、自身が出演するテレビアニメ『ハートキャッチプリキュア!』の台詞「私、堪忍袋の緒が切れました!」をネタにして観客を沸かせました(但し声優が顔を出してキャラクターの台詞を喋ることには賛否両論があると思われる)。因みに全くの余談ではありますが、水樹が4年前に主演したテレビアニメ『つよきす Cool×Sweet』における決め台詞は「トサカ来たぁ~!」でしたね。 

その他、水樹が歌っている最中に何度も舞台上で炎が噴き出していましたが、写真を撮影している時にその熱気がブワァ~ッと来て驚きました。炎の至近距離にいるにも拘わらず動じない水樹やギタリスト達は凄い。流石はプロ。

最後のアンコールでは、出演者全員が登壇して1人ずつ自己紹介と挨拶をしつつ、公演のテーマソングを熱唱して公演は幕を閉じました。この時、田村ゆかりと水樹奈々が隣同士で立っていたのが見どころでありました。ただ、KOTOKOがいなかったのが残念です。

最後に、公演全体にコメントしておきます。
公演の開催時間はノンストップで5時間半という長丁場で、その間、ずっと観客は飛んだり跳ねたりしていました。10数組もの歌手・声優の歌のお約束を熟知する観客にはただただ脱帽するばかりです。また観客が一斉にジャンプする瞬間では、会場が揺れていました。テレビのプロ野球中継で、札幌ドームで催される日本ハムファイターズの試合を見ると、稲葉が打席に入った時に観客がジャンプしてテレビ画面が揺れますが、まさにああいう感じですね。会場が一体となった時に生じるパワーには圧倒されます。そして会場全体で同じ色のサイリウムが掲げられる光景も美しかった。
5時間半をノンストップで駆け抜けた観客の皆さん、会場係員の皆さん、出演者の皆さん、その他会場にいた全ての皆さん、本当にお疲れ様でした。

▼曲順
1 「創聖のアクエリオン」 歌唱者・茅原実里&May’n
2 「Paradise Lost」 歌唱者・茅原実里
3 「優しい忘却」 歌唱者・茅原実里
4 「Freedom Dreamer」 歌唱者・茅原実里
5 「バカ・ゴー・ホーム」 歌唱者・milktub
6 「Happy Go!!」 歌唱者・milktub
7 「Get Wild」 歌唱者・サイキックラバー&milktub
8 「超!最強!ウォーリアーズ」 歌唱者・サイキックラバー
9 「侍戦隊シンケンジャー」 歌唱者・サイキックラバー
10 「Astro Rider」 歌唱者・Crush Tears
11 「Communication Breakdown」 歌唱者・Crush Tears
12 「SERIOUS-AGE」 歌唱者・飛蘭
13 「戦場に咲いた一輪の花」 歌唱者・飛蘭
14 「Errand」 歌唱者・飛蘭
15 「雨上がりのミライ」 歌唱者・ミルキィホームズ
16 「恋華大乱」 歌唱者・奥井雅美
17 「Flower」 歌唱者・奥井雅美
18 「Arrival of Tears」 歌唱者・彩音
19 「Angelic bright」 歌唱者・彩音
20 「Northern lights」 歌唱者・彩音&飛蘭
21 「トンドルベイビー」 歌唱者・桃井はるこ
22 「21世紀」 歌唱者・桃井はるこ
23 「勝利の女ネ申」 歌唱者・桃井はるこ
24 「BELIEVE IN NEXUS」 歌唱者・遠藤正明
25 「Carry On」 歌唱者・遠藤正明
26 「薔薇獄乙女」 歌唱者・ALI PROJECT
27 「刀と鞘」 歌唱者・ALI PROJECT
28 「亂世エロイカ」 歌唱者・ALI PROJECT
29 「ユニバーサル・バニー」 歌唱者・May’n
30 「愛は降る星のごとく」 歌唱者・May’n
31 「Ready Go!」 歌唱者・May’n
32 「おしえてA to Z」 歌唱者・田村ゆかり
33 「Tiny Rainbow」 歌唱者・田村ゆかり
34 「fancy baby doll」 歌唱者・田村ゆかり
35 「You & Me feat.motsu」 歌唱者・田村ゆかりfeat.motsu
36 「Shooting Star」 歌唱者・KOTOKO
37 「Loop-the-Loop」 歌唱者・KOTOKO
38 「Re-sublimity」 歌唱者・KOTOKO
39 「Don’t be long.」 歌唱者・水樹奈々
40 「NEXT ARCADIA」 歌唱者・水樹奈々
41 「PHANTOM MINDS」 歌唱者・水樹奈々
42 「UNCHAIN∞WORLD」 歌唱者・水樹奈々&奥井雅美
<アンコール>
43 「Generation-A」アニサマ2007テーマソング
44 「evolution ~for beloved one~」アニサマ2010テーマソング

■ライター紹介
【コートク】

戦前の映画から現在のアニメまで喰いつく、映像雑食性の一般市民です。本連載の目的は、現在放送中の深夜アニメを中心に、当該番組の優れた点を見つけ出して顕彰しようというものです。読者の皆さんと一緒に、アニメ界を盛り上げる一助となっていきたいと考えています。宜しくお願いします。