毎度雑多で役に立たないお話をおとどけしています不定期連載の「エドガーの無所可用、安所困苦哉」。第13回目は「趣味にかけるお金と時間、それと場所」についてのおはなし。

「お宅訪問」のおたくの履歴書を読んだ知り合いが、「お金かけすぎ」と言ってきました。


うん、まぁちょっと多いかな、とおもったのだけど、あくまでも「月平均」ですからね。毎月あれだけ出してるんではないのですよ。

ということで、内訳をご披露。

熱帯魚や爬虫類は、趣味に「水光熱費」がかなりかかります。爬虫類のいる部屋はコンセントだらけです。まさに電気はライフラインなんです。爬虫類の電気代だけで数千円はかかっていると思います。それと水。普段はあまり意識しませんが、水槽4本の水換えをすると、全部で100リットルくらいの水を使います。でもまぁ風呂よりは少ないですよね。そして幸いなことにこの国は水が安いです。
おたくの履歴書の趣味費の中には、これら水光熱費も入れてあります。これとエサのコオロギで、二万円はかからないけど一万円ということはありません。以上が動物の維持費。犬や猫を飼っている人も、このくらいかかっているのではないですか?

たまにサカナや動物を買います。鉄道模型も買うことがあります。超気に入ったアニメはDVDを買うこともありますね。でもこれらは毎月ではないですし、特に鉄道模型の大物などはボーナスが頼りですが、こういう出費を「平均」にすると、やっぱり月1万円ではおさまらないかなと。。
あとはポール・スミス、服やらなにやら。服をおたく趣味費に入れるかどうかは議論がありそうですが、ほぼ趣味で着ているのですから趣味費でいいかと。他の服で買うのは家でゴロゴロする用のユニクロと下着代わりにずっと愛用しているヘインズのグレーTシャツ(これが微妙にレア物で、ヘインズの白Tシャツは近所のジーンズメイトで売っているのにグレーは吉祥寺まで行かないと売ってません)くらいなので。ポール・スミスも安いもんじゃないのでたまにしか買いませんが、たとえばコートやスーツを買えば、数万円はしますので、月平均にすると1万円超えるかな、という感じ。

あと「通信費」。家の電話は嫁さんの担当ですが、ネット用光回線はワタシの担当。それに携帯電話。ネットしてる時間はほぼ趣味の時間だから、これも入れちゃいました。

どうでしょうね?範囲広げすぎでしょうか?

さて時間。動物の世話は朝のエサやり、夜行性ヤモリには夜のエサやり、休日には掃除・水換えなどです。夜のエサやりは昼行性動物の水の残りなども見ますので、朝よりは長めですが、毎日ではありません。
爬虫類のいいところは、代謝がゆっくりなところ。コオロギをエサにする動物は2~3日に1回エサをやるという場合が多く(カメレオンなどの例外もいますが)、菜っ葉専門のリクガメも時々1日くらい間を取ります。リクガメですから雨がふれば出かけないという日もあるかもしれないじゃないですか。
そんな感じで、爬虫類とサカナにかけてる世話時間は、平均すると2~30分くらいでしょうか。
鉄道模型は、平日は必要な買い物以外はほぼゼロ。休日、工作とかにまとまった時間を割きます。1回あたりの時間はまちまちですが、時間は結構かかります。ノルマのある工作をするときなどは毎週末4~5時間工作することも珍しくありません。
でも、寝込みたい週末もありますからね。朝のエサだけやってあとはゴロゴロと本読んだりDVD見たり……なんて休日はしょっちゅうありますが、でも何かしてるということはゴロゴロしつつも多少趣味活動してると言えるのではないかな?とも思います。
アウトドア寄りの趣味である鉄道の撮影とバードウォッチングは、行けば一日かかりきりですね。

が、このインドア寄りの趣味がうちで火種になりました。嫁さんの趣味は演劇とか合唱とか講談(聞くのではなく演じる方)など、練習とか稽古とかで外出して行うものがほとんどで、結果ワタシは留守番になりがちです。今はもうコドモが大きいのであまり気にしませんが、コドモが小さかった頃は、留守番になると、コドモの様子を見ていなければならず、自分の趣味が出来ないのです。工作には接着剤、半田ごて、半田付けに使う薬品、塗料など、危険なものをたくさん使うので、ちいさい子供と一緒にはできません。一時期は嫁さんが次々に練習だ稽古だと予定を入れてきて、かなりフラストレーションがたまり言い争いになったこともありました。
同じインドアでも、一人で楽しむ事の多いおたく趣味は、「家にいるけど、それが趣味の原点であって、ヒマだから家にいて模型作ってるのではなく、模型作るために家にいるのだ」というようなことをわかってもらう必要があるようです。

最後に場所。
おたく趣味はとかく場所を取りますね。ワタシのように模型コレクションやら動物のケージなどがあればもちろん、本や雑誌やDVDやフィギュアなどなど。コスプレの衣装も入るか?

これらの保管場所は懇願して確保し、確保したら最大限に活用するしかありません。空間を、どう使うか、それにはどのような材料で実現できるか、考えることです。すでに「床」「棚」では対応しきれなくなった空間に、吊り下げ式の爬虫類ケージを考えているのですが、コレは画期的な反面、天井への取り付けということで強度を確保した取り付け方が決定できず、まだ実現には至っておりません。爬虫類の体重なんてたいしたもんじゃないのですが、足場にする木とか、水のみ場とかは多少重さがかかるのと、照明や体温保持用の電球なども入れるので、落下・破損などとなるとおおごとになってしまいます。

お金と時間と場所。地味に戦いながら確保してゆきませう。

■ライター紹介
【エドガー】

鉄道、萩尾望都作品、ポール・スミス、爬虫類から長門有希と興味あるものはどこまでも探求し、脳みその無駄遣いを楽しむ一市民。そのやたら数だけは豊富な脳みその無駄遣いの成果をご披露させていただきます。