1999年に衝撃のデビューで一躍有名となった、ソニーのペットロボット「AIBO(現:aibo/アイボ)」。

 ロボットのペットといえば、今ではAI技術も盛んになり、当たり前の時代となっているわけですが、「AIBO」が登場した24年前には、革命的な存在として受け止められました。ちなみに、初代「AIBO」の価格は約25万円。

 あれから時は流れ……。「AIBO」の名前も、2018年に「aibo」へと変化。旧AIBOのメカメカしいフォルムも、現代ではより曲線的に変化し、カラーバリエーションも豊富になっています。当時を懐かしみ今こそ買ってみたいわけですが……やはり現代でもお値段はそれなりです。

 そうした層を狙ったのかは定かではありませんが、誰でも気軽に購入できる価格帯のaiboアクションフィギュアが登場しています。カプセルトイとして。
 
 そこで今回は10月下旬に発売された「aiboアクションフィギュア2」を、実際に購入して紹介していきます。

■ 「aiboアクションフィギュア2」とは

 カプセルトイ「aiboアクションフィギュア2」のモデルとなっているのは、最新バージョン「ERS-1000」(価格は約21万円)。それがカプセルトイでは1回500円で入手可能となっています。販売元はタカラトミーアーツです。

 ラインナップは 「aibo アイボリーホワイト」 「aibo チョコエディション」 「aibo キャラメルエディション」 「aibo 黒ごまエディション」 「aibo いちごミルクエディション」 「aibo エスプレッソエディション」の全6種です。

アイボのカプセルトイの様子

 最寄りのカプセルトイ売り場に探しに行くと……ありました。販売している自販機が。

 ではまず売れ行きチェック。中をのぞいてみると残り半分以下となっており、売れ行きは好調なようです。

アイボの売れ行きは・・・

 実は、残りわずかとなってしまうと再入荷が未定になるので、このチェックは非常に大事な作業。

 そして、でてきたのは……「aibo アイボリーホワイト」。一番メジャーな奴です。

この中身はおそらくホワイトではないか

■ 中身の様子

 家に持ち帰って中身を確認します。ロボットなのに、カプセルトイに入ることでなんだか「卵」のような感覚です。

アイボのカプセルトイをあけてみた

 ビニールを外して、「aibo」登場!

 いやあ、本物と同じくこの愛くるしい表情はたまりませんね。この時点で完成度の高さを感じさせられます。

アイボのカプセルトイを置いてみた

 では色々な角度からみてみましょう。

 まずは後ろから「aibo」。

アイボの後ろ姿

 上からながめる「aibo」。

アイボを上から見た様子

 下からながめる「aibo」。

アイボを裏から見た様子

 お腹に、充電部分(チャージピン)が見えますね。チャージスタンドのチャージコネクタに接触することで充電ができる部分です。

 この辺の細かい箇所まで忠実に再現されているのは流石です。

 また、明確な説明は無いのですが「首・口・手・足・尻尾」など合計10箇所ほど可動式となっていました。よって、色々なポーズを楽しめますが、当然ながら電源を入れることも、話しかけることはできません。そこだけがやはりチョットさみしい……。

アイボを持ち上げる様子

■ 飾ってみた

 とはいえ、机の上に置いてみると、殺風景な景色に彩りを与えてくれます。仕事中に目をやると、心の癒やしにもなりそうです。

 こらこら、そんなところで遊んじゃ危ないですよ……なんていう、遊びもできちゃいますね。もちろん周囲の目もあるので一人で楽しみましょう。

アイボを机に置いてみた

 実は20年ほど前、3代目の「aibo」(ERS-311/ERS-312)を購入し、母親にプレゼントしたことがあります。当初は、信じられないほど喜んでくれたことを思い出しますが、今ではもう電源を入れることもないようです。

 なんだか切ない思い出ですが、「フィギュア」であれば、そんな気持ちになることもないのかもしれません。

アイボがエアーポッドにまたがっている

<参考>
aibo アクションフィギュア2(タカラトミーアーツ)

(たまちゃん)