二階堂ふみさんとGACKTさんが主演し、2023年に公開が予定されている映画「翔んで埼玉Part II(仮)」。

 6月5日、前作に埼玉&千葉解放戦線のキャラクターで出演していた、加藤諒さん(下川信男役)、益若つばささん(おかよ役)、小沢真珠さん(浜野サザエ役)、中原翔子さん(浜野アワビ役)の4名の続投が発表されました。さらに行田市の「田んぼアート」イベントに加藤さんと益若さんが登場することも発表されています。

 前作2019年に公開された映画「翔んで埼玉」は、架空の埼玉県を徹底的にディスるという衝撃的な内容とは裏腹に、埼玉県民の心に深く郷土愛を刻みました。興行収入は37.6億円を記録。第43回日本アカデミー賞では最優秀監督賞を含む12部門を受賞し、映画界を翔び越えた史上空前の「埼玉ブーム」という社会現象を巻き起こしました。

■ 益若「続編も『翔んで埼玉』の世界観が大爆発」

 下川信男役の加藤さんは、「また麗様・百美様にお会い出来ること大変光栄に思います」と喜びを語ります。「武内監督は、徳永さんが書かれた脚本を僕達の想像を超えるスケールの世界観で創造されるので、その中でお芝居出来るのが本当に楽しい」とコメント。

 下川信男と共に虐げられた埼玉県人の解放のために戦った埼玉解放戦線の主要メンバー・おかよ役の益若さんも、「また『翔んで埼玉』に携わることができてとても嬉しいです!」と喜びを爆発。「前回連れ去られたおかよがまた帰ってくるとは私自身思ってもみなかったです」と笑います。「続編も『翔んで埼玉』の世界観が大爆発」していたそうで、芝居が終わるたびにみんなで笑っていたといいます。

■ 中原「海女姉妹もパワーアップ」

 前作では、埼玉解放戦線と流山での有名人出身地対決などで熾烈な争いを繰り広げた千葉解放戦線の浜野サザエを演じた小沢さん。「続編はさらにスケールが大きくなり、魅力的なキャラクターが増え、前作のテイストは残しつつ、新たな物語が始まります」と今作について紹介。

 さらに名物シーンがニューバージョンで見られるそう。「愛とエネルギーに満ち溢れ、笑いの要素が盛り沢山なエンターテイメント作品になっていること間違いなし!」と作品の出来に自信をのぞかせます。

 続編のオファーが来た時は「マ、マジで仰ってます!?」と驚愕したという浜野アワビ役の中原翔子さん。「前作以上に壮大でくだらない最高の茶番劇にご期待いただきたい」「小沢真珠さん扮するサザエと私・アワビの海女姉妹もパワーアップしておりますのでご注目ください!」とファンに呼び掛けていました。

■ 田んぼアートのコラボデザイン完成イメージ公開

 加藤さんと益若さんが参加する「映画『翔んで埼玉』続編公開記念コラボ!!行田市田んぼアート田植えイベント」は、6月10日に開催。行田市では、平成20年度から「行田のおいしいお米」と行田の観光をPRするため、緑豊かな水田を舞台に色彩が異なる複数の稲で文字や絵柄を描く「田んぼアート米づくり体験事業」を実施しています。

田んぼアートのコラボデザイン完成イメージ公開

 行田市役所で開かれた市長定例会見で、市長の行田邦子さんはコラボデザインの完成イメージを公開。「出演者の方が田植えイベントにご参加いただくことに感謝申し上げるとともに、一緒に田植えが出来ることを楽しみにしています」と期待を寄せました。

 イベントの開催場所は、古代蓮会館・東側の田んぼ。午前9時から開会イベントがスタートし、午前9時30分から絵柄部分の田植え作業がおこなわれます。雨天決行で、田植え作業が終了次第解散となります。

(c)2023映画「翔んで埼玉」製作委員会
情報提供:2023映画「翔んで埼玉」製作委員会

(佐藤圭亮)