「やだ~帰りたくない~」なんて声が聞こえてきそう。

 まるで駄々っ子のような姿をツイッターで披露したのは、秋田犬の「雷(ライ)」くんです。

 ただし人間の子どもと違うのは、やはりその体の大きさ。地面に仰向けで寝転がるライくんの体を起こすのは一筋縄ではいかないでしょう。写真からも、その大変そうな様子が伝わってきます。

 散歩の終わりごろ、自宅が近付いてくると無言で抵抗を始める、というライくん。今回のような全身を使った「帰りたくないアピール」はその延長で、通行人に冷ややかな目で見られることもしばしばあるのだとか。体が大きい分、余計に目立ってしまうのでしょう。

 こうした姿は散歩中毎回のように見られ、飼い主さんも困り気味である模様。幼児のような行動はかわいいのですが、なにぶん体が重くて動かすことが出来ません。

 その間、ライくんは飼い主さんと絶対に目を合わせようとせず、言葉も分からないふりをするのだとか。飼い主さんには悪いのですが、その姿を見るとなんだか笑いがこみ上げてきてしまいます。

目を合わせようとしないライくん

 一方、ライくんの心の中にもこうした行動を恥ずかしく思う気持ちがあるようで、しばらくそのまましていると自ら起き上がり、仕方なさそうに再び歩き出してくれるそうです。あまりやりすぎると飼い主さんに迷惑が掛かってしまうと、わかってはくれているようです。

抵抗するライくん

 こう聞くと、なんだかわがままな印象を抱きますが、ジャーキー屋を営む飼い主さんにおやつをもらう時は、目をキラキラさせながら従順に。そんなちゃっかり者な性格も含め、とってもかわいらしいライくんなのでした。

<記事化協力>
ジャーキー屋Mummy(マミー)さん(@alcoholicsakura

(山口弘剛)