趣味で可愛いパッケージや気になるデザインなどを刺繍してTwitterに公開している、ひとり展hiraさん。今回、投稿された作品はなんと「よっちゃんイカ」。子どもの頃に駄菓子屋で買って食べた人も多いのではないでしょうか。

 この投稿には「懐かしい」「ずっと見ていたい」などの声が寄せられ、みなさん童心にかえっているようです。

■ 裏面の原材料名や栄養成分表示なども再現

 ひとり展hiraさんが「よっちゃんイカ」のパッケージを刺繍したのは、2022年の秋ごろ。赤系のパッケージを刺繍してみたい気分だったので、「よっちゃんイカ」を選んだといいます。

 今回の作品をあらためて見てみると、パッケージの表面は本物そっくり。とても刺繍で作ったものとは思えません。

 さらに裏面も原材料名や栄養成分表示、注意事項など、細かく書かれた文字も再現。細部まで丁寧に刺繍されており、そのクオリティーの高さに驚かされます。Twitterには実際に刺繍しているところを撮った動画も投稿されています。いったい、どれほどの時間をかけて作られたのでしょうか。

「よっちゃんイカ」のパッケージを刺繍

 ひとり展hiraさんに話をうかがうと、「表面と裏面があったので、完成に2か月ほどかかりました」とのこと。裏面のバーコードの部分が一番苦労したといいます。こだわった部分も、その裏面なのだとか。さらに「よっちゃんイカ」の中身もフェルトで再現。お気に入りの部分だそうです。

裏面も原材料名や栄養成分表示、注意事項など、細かく書かれた文字も再現

■ 勉強になった作品

 完成までには2か月かかったものの、「文字をたくさん刺繍できたのが楽しかった」とひとり展hiraさん。「よっちゃんイカ」のパッケージをきっかけに、「裏面(食品表示など)も、なかなか面白いな」と勉強になったと語ります。

 その一方で「まっすぐ綺麗に刺繍できなかったので、まだまだ練習したい」と今後の反省と課題も。作品を見る限り、そのようには思えなかったのですが……。

 なお、今後の予定についてもうかがうと「駄菓子のパッケージが大好きなので、これからも駄菓子シリーズをやっていこうと思っております」とのこと。シリーズ化されるそうなので、次はどんな駄菓子が刺繍になるのか?早くも楽しみです。

<記事化協力>
ひとり展hiraさん(@hirayukihiro

(佐藤圭亮)