オタ活においてすっかりお馴染みとなった”痛いバッグ”、通称「痛バ」。クリアバッグを大量の缶バッジやトレカなどでデコレーションしたものを指しますが、ツイッターで一風変わった痛バを披露し、話題になっているのは「彩雲/AYAMO」さん。

 投稿を見てみると、バッグにデコレーションされているのは大量のハーゲンダッツのフタ!ある意味ではブランドバッグ並みに贅沢な痛バとも言えますね。この発想はなかった……!

 元々はコスプレイベント用に別の痛バを作ろうとしていた、という彩雲さん。そんな折、ふと日常的に収集していたハーゲンダッツのフタのことを思い出し、「そういえばあのフタ缶バッジに似てるな」「柄もかわいいし、もしかしたら映えるのでは」と考えたことから、制作を行うことにしたのだそう。

 クリアファイルをカットして1枚の厚紙のようにしたものに、ひとつずつ袋に入れたフタを両面テープで貼り付け、出来たものを痛バに入れる、という作り自体は難しくありませんが、ちょっとした贅沢品と認識している方も多いであろうハーゲンダッツ。何といってもこれだけの数のフタを揃えることは難度が高いと言えます。

 聞くと、これらは彩雲さんの父方の祖母からもらったものであるとのこと。お互いが少し離れたところで暮らしており、毎週日曜日に夜ご飯を持っていくのですが、そのお礼にとハーゲンダッツなどのお菓子をもらっており、2年ほど前からフタを収集するようになりました。

 つまり、このフタは彩雲さんのコレクションの一部に過ぎず。たくさん所持しているフタの中から厳選された30種類で、特にお気に入りなのは「クラシック洋菓子」シリーズの「ナポレオンパイ(最上段左から3番目)」と「レーズンバターサンド(最下段左から2番目)」だそうです。

 その仕上がりには「痛バ作りに関しては初心者なのですが、かなり上手くできたので良かったです」と彩雲さん自身もお気に入りの様子。

 まだこのバッグを持って出かけたことはありませんが、近々訪れる予定の某大型テーマパークに持って行く予定とのこと。ハーゲンダッツ愛にあふれる痛バは、現地でも大きな注目を集めること間違いなしでしょう。

<記事化協力>
彩雲/AYAMOさん(@a___aym____

(山口弘剛)