カー用品専門店の「イエローハット」は、猫の安全を守るために「イエローハット 全国交通にゃん全運動」キャンペーンを実施。これは2月22日の「猫の日」に向けて開催されるもので、今回で5年目。2023年は猫語翻訳アプリ「にゃんトーク」を使用して、初の猫の交通安全に特化した実証実験が行われました。

■ 5年目の「全国交通にゃん全運動」は猫に直接聞いてみた

 児童たちが通学時にかぶる「黄色い帽子」には交通安全への願いが込められています。イエローハットの社名の由来も、その「黄色い帽子」であることから、これまで様々な交通安全への取り組みを行っています。

 2019年からは毎年2月22日の「猫の日」に、年間推計34万頭以上にも及ぶ猫の交通事故を減らすため、「猫専用の交通安全動画」「猫専用フォトスポット」「交通にゃん全クイズ」「猫飛び出しサイン」など、猫への啓蒙活動を実施。

 5年目となる2023年は原点に返り、「そもそもなぜ交通事故に遭うのか?」をなんと当事者である猫に直接聞いてしまいます。

猫への啓蒙活動を実施

「猫専用フォトスポット」

「交通にゃん全クイズ」

■ 猫は車に勝負を挑もうとしてる?

 Web動画「密着!実録!猫の交通安全に対する本音」では、車の交通量の多い道路の映像を見た時の猫に密着。「私はここよ、なでて」「攻撃するよ!」などの声を「にゃんトーク」を使用して収集することに成功します。これらを猫心理学者で麻布大学特別研究員の高木佐保さんが考察。

Web動画「密着!実録!猫の交通安全に対する本音」

車の交通量の多い道路の映像を見た時の猫に密着

 その結果、猫は車にかまって欲しかったり、車に勝負を挑もうとしたりしているのだとか。つまり、猫は車の動きを見て生き物という感覚になり、「それが原因で車に飛び込んだりする可能性もあるのではないか」とのことです。

猫心理学者で麻布大学特別研究員の高木佐保さんが考察

猫は車にかまって欲しかったり、車に勝負を挑もうとしたりしている

■ 猫を交通事故から守る論文を発表

 さらに今回は猫研究家や猫愛好家、そして猫自身にも「猫を交通事故から守る論文」をまとめてもらい、新宿駅や渋谷駅のデジタルサイネージで発表。「猫の交通安全学会」と題して、2月13日~19日までは新宿駅で、2月20日~26日までは渋谷駅で掲出されます。

新宿駅や渋谷駅のデジタルサイネージで発表

2月13日~19日までは新宿駅で、2月20日~26日までは渋谷駅で掲出

 ちなみに猫自身が書いた論文は、パソコンのキーボードを猫の前に用意してタイピングしてもらった内容。デジタルサイネージの論文から好奇心旺盛な猫が急に飛び出してくる仕掛けなども盛り込まれています。

 イエローハットのYouTube公式チャンネルでは2月22日の「猫の日」に、猫たちが人間の質問に答える「猫と徹底討論!」が公開されます。動画ではスタジオに猫8匹が登場。「にゃんトーク」を使用して高木佐保さんと「猫の交通安全」について討論します。また「猫と徹底討論!」の舞台裏を収めたメイキング動画の公開も。

毎年恒例イエローハット「全国交通にゃん全運動」実施

「猫と徹底討論!」の舞台裏を収めたメイキング動画の公開も

 「猫と徹底討論!」の限定Tシャツが抽選で30名に当たるキャンペーンも開催。応募期間は、2月16日の11時~28日の23時59分まで。イエローハット公式Twitterアカウント(@yellowhat_ltd)をフォローして、キャンペーンの投稿をリツイートするだけ。他にもイエローハット店頭では、買い物をした人限定で先着1万3000名にマスコットキャラクター「ハットにゃん」のスマホスタンドがプレゼントされます。

情報提供:株式会社イエローハット

(佐藤圭亮)