おたくま経済新聞

　子どもの小学校進学に向けて行われる入学説明会。新生活で使用する準備物や注意事項などの話に、保護者は真剣に耳を傾けます。

　ツイッターユーザーのKURI（R）6y＆3yさん（以下、KURIさん）が投稿したのは、子どもの入学説明会で貰った資料の一部。ランドセルに「つけてよいもの」として、「熊よけの鈴」と明記されています。

■　つけてよいものに「熊よけの鈴」！？

　話を聞いてみると、KURIさんは岐阜県在住。集団生活が苦手な息子さんのために、特認校制度を利用し、自然に囲まれた少人数制の小学校への入学を決めたとのこと。

　その小学校の入学説明会の中で、「ランドセルにキーホルダーはつけてはいけません」といった説明とともに、「防犯ブザー」と「熊よけの鈴」は例外との説明があったそうです。

■　熊……出るんか

　「熊よけの鈴」。馴染みのない人にとってはかなりのパワーワードですが、「熊……出るんか」と驚きを隠せないKURIさんをよそに、周りのママたちは特に気にかけていない様子だったとのこと。続く説明で、小学校周辺では日常的に鹿やイノシシが出没し、熊の目撃情報も珍しくないと知り、さらに驚愕したそうです。

　というのも、KURIさんの自宅周辺では熊が出没するという話は聞いたことがないそう。少し離れているとはいえ、同じ市内で熊が出没する可能性があるとは。思いもよらぬ事態に、「大変なところに息子を通わせる事になったな」と震えたそうです。

　もともと、小学校へは車で送迎すると決めていたため、通学中に熊に襲われる心配はなさそうですが、説明会で「熊よけの鈴」なんて言葉がでてきたら心配になってしまいますよね。

https://twitter.com/kuriater/status/1615590462563454976

＜記事化協力＞
KURI（R）6y＆3yさん（@kuriater）

（一柳ひとみ）