米Twitterは2月2日に「Twitter APIの無料提供終了」の発表を行いました。これに伴い「Twitter API」を利用しているツールやbotなどが、今までのように無償で運営することが非常に厳しくなります。

 本件の告知を受け、地震や災害など有益情報を提供している有名botアカウントへの影響が懸念されています。すでに更新停止を示唆するアカウントもあり、まさに混乱状態。果たして今後この「Twitter APIの無料提供終了」の影響はどこまで及ぶのでしょうか。

◼ TwitterAPIの有料化発表

 Twitter開発者向けのアカウント(@TwitterDev)が2月2日に突如発表した「Twitter API」の無料提供終了のお知らせ。

 内容によると、「Twitter API」の無料提供が、2月9日という近日に終了。対象になるのはバージョンはV1.1およびV2。それらのバージョンを利用しているAPIはすべて有料化となります。

 Twitter APIは、Twitter社が開発者向けに提供する機能。「Twitter API」を利用することにより、自動投稿プログラム(いわゆるbot)やアプリケーション開発が可能となります。

 これらが「有料化」することにより、今まで利益を求めず提供していた開発者は、ガチの善意をのぞき無料で提供することが難しく、更新を停止せざるをえないのです。

 気になる「Twitter API」の有料価格ですがイーロン・マスク氏(@elonmusk)によると100ドル程度だということです。日本円にすると、記事執筆時のレートで1万2866円。企業ならばたいした額ではないかもしれませんが、bot運営者には個人が多くいます。個人で考えると、毎月100ドルはかなりの負担になるはずです。

◼ 更新停止を示唆する人気アカウントも

 Twitter APIの無料提供終了発表を受け、300万以上のフォロワーがいる地震速報(@earthquake_jp)さんは、更新停止を示唆。個人開発者により開発・運営が行われているといい、既にあるサーバー代に加えて更に年間1200ドルの負担は厳しい状況であると明かしています。

 Twitter社による詳しい方針等は、来週発表されるとのことですが、現時点ではまだ状況があきらかになっておりません。そのため、現時点で引退をしなければならないほどの影響が出るかどうかはまだ不透明な部分があります。

 今回の地震速報さん(@earthquake_jp)の対応発表を受けネットには

「いままでありがとうございました。是非クラウドファンディングもご検討ください」
「残念で仕方ありません」
「もう何回頼りにしたかわかりません。また何かあればよろしくお願いいたします」

 など、惜しむ声が寄せられております。

 国内には「Twitter API」を利用した有名で有益なアカウントはまだまだたくさん存在します。はたして、今後この「TwitterAPI有料化」の問題はどのような影響が出てくるのでしょうか。

<参考・引用>
地震速報さん(@earthquake_jp)
イーロン・マスク氏(@elonmusk)
Twitter開発者向けアカウント(@TwitterDev)
Twitter API

(たまちゃん)