2023年1月24日から25日にかけ、日本列島を襲った強い寒波。普段降らないところでも雪が降りました。

 降ってきた雪に反応するのは人だけでなく、ペットも同じ。興味をひかれて歩を進めたものの、あまりの冷たさに挫折した跡が雪の上に残っていました。

 雪の上にポツンとついた足跡の写真をツイートしたのは、TwitterユーザーのKOJIさん。足跡の主は2匹いる猫さんのうち、9歳になる男の子、小鉄くんだそうです。

小鉄くんの足跡ツイート(スクリーンショット)

 続いてのツイートでKOJIさんは、足跡のアップを紹介。よく見ると、足跡の中に指先だけの跡がついています。

アップで見ると足跡が二重になっている(KOJIさん提供)

 どうやら、ベランダに降り積もった雪をちょんと触って様子見し、いけそう……と思って踏み出したものの、予想以上に冷たくて断念したみたい。たったひとつの足跡ですが、ここまでのストーリーが想像できるものは珍しいかもしれませんね。

 しばらく経って、ベランダに出て溶け始めた雪を見ていた小鉄くん。もう一回チャレンジしたいな……という顔でこちらを見る姿もツイートされていますが、室内飼いを徹底し「お出かけはベランダまで」というルールがあるため、お外に出ることは叶わなかったんだとか。

「またチャレンジしたいな」とこちらを見る小鉄くん(KOJIさん提供)

 それでも、一歩踏み出して断念したところを見ると、トトト……と出たはいいものの、足が冷えて動けなくなることも予想できそう。「雪は見るもの」と割り切った方が、小鉄くんには良いのかもしれませんね。

<記事化協力>
KOJIさん(@ojikaori)

(咲村珠樹)