京セラがZ世代に向け、共感型作品として公開したオリジナルWEBアニメの第2弾「私のハッシュタグが映えなくて。」の総再生回数が6日間(2023年1月25日10時時点)で300万回を突破。これを受け特設サイトでは、感謝の気持ちを込めた御礼企画を実施しています。

 物語の世界をより深く楽しめるスピンオフ漫画や、SHISHAMOさんの書き下ろし楽曲「きらきら」とキャラクター原案の大今良時さんとのコラボムービーが公開されました。

 京セラが2023年1月19日に公開したオリジナルアニメ「私のハッシュタグが映えなくて。」は、2022年に公開された「『あなたを一言で表してください』の質問が苦手だ。」に続く第2弾。どちらも大人の仲間入りをし、社会に出ていく年頃になったZ世代に向けた共感型の作品として作られています。

 キャラクター原案は、週刊少年マガジンで「不滅のあなたへ」を連載中の漫画家・大今良時さん。監督は「LAST EXILE」シリーズで知られる千明孝一さん。主人公の大学生ユメを「SPY×FAMILY」ヨル役の早見沙織さん、先輩のミノルを「進撃の巨人」エレン役の梶裕貴さんが演じています。

 物語の舞台は近未来。若者を中心として、自分の周り(肩の上)に表示される空中ディスプレイで自分の属性(ステータス)を示すハッシュタグ(#)を見せ、自己表現することが日常の時代です。ハッシュタグの中には、社会的評価によって得られる希少価値の高い「レアタグ」もありました。

社会的評価によって得られる希少価値の高い「レアタグ」

 周りに比べるとありふれたタグしかないと感じ、自己評価の低いユメ。「レアタグ」獲得を目指して様々なアイデアコンテストに応募するも、結果は芳しくありません。

主人公のユメ(左)と先輩のミノル(右)

 悩むユメを「自信なさすぎなんだよ」と励ます先輩のミノル。その時、弟からSOSのメッセージが届き、それを解決するユメの姿に、いつもとは違う頼りがいのある一面を見出します。

弟からのSOSを解決するユメ

 ミノルの言葉がきっかけとなり、新たなコンテストに向けたアイデアが浮かんだユメ。具現化に向け、一心に走り出していく……という、3分の中に色々な要素が詰め込まれた物語となっています。

「誰かのために」で心境が変わったユメ

 今回、感謝企画として特設サイトで公開されたのは、本編より少し前の時点をミノルの視点で描いたスピンオフ漫画「ある日の喫茶店で」と、本編で流れているSHISHAMOさんの楽曲「きらきら」とキャラクター原案の大今良時さんによるコラボムービー。

SHISHAMOさん×大今良時さんコラボムービー「きらきら」

 スピンオフ漫画では、レアタグを色々持っているものの、どこか自身の本質とは違うと感じているミノルの視点でユメを描いており、本編においてユメが語るセリフの伏線となるエピソードや、ミノルがユメと繋がりを持つきっかけを知ることができます。

スピンオフ漫画でのミノル

本編より以前のユメとの関係が描かれる

 コラボムービーは、SHISHAMOさんがこの作品に合わせて書き下ろした楽曲「きらきら」と、大今良時さんが描き下ろしたキャラクター原画によるもの。アニメとはまた違った雰囲気のタッチで描かれたユメとミノルを、楽曲の歌詞とともに楽しめる内容となっています。

 アニメ「私のハッシュタグが映えなくて。」、そしてスピンオフ漫画とコラボムービーは、京セラの「京セラ発オリジナルアニメ」特設サイトにて公開中。作品の推奨ハッシュタグは「#タグなく」となっています。

情報提供:京セラ株式会社

(咲村珠樹)