柔らかい体を生かして、時にニャンともいえない体勢で眠るのが猫ですが、ハチワレの希望くんは先日、飼い主さんの膝の上で仰向けになって爆睡していました。

 後ろ脚の愛らしい肉球を突き出しながら眠る姿には、飼い主さんも思わず「寝方(笑)」とつぶやいてTwitterに投稿。あまりのクセの強さに、抱腹絶倒の嵐となっています。

 希望ちゃんの首元の前掛けが目に入る今回の投稿写真。

 元気いっぱいでやんちゃな普段と打って変わって、飼い主さんのお腹部分に顔をうずめながら先述の体勢で眠っています。テーブルの上に置かれた携帯電話で、その姿が映し出されているのもニャンともシュール。

 リプライ(返信)欄でも、多くのTwitterユーザーを笑いの渦に巻き込む反響となりましたが、一方で飼い主さんは、希望くんがこれだけ穏やかに暮らしていることも投稿で伝えたかったといいます。

 「私は自宅で音楽教室をしており、常に猫と一緒の生活を送っています。同時に、『にゃんこおたすけ隊』という学生団体で預かりボランティアをしていて、これまでに7匹を里親のもとへ送り出し、現在は2匹を預かっています。そして、元々預かり猫だったのがきぃちゃんです」

 当初は瀕死の状態で、生死を彷徨う状況だったという希望くん。その影響から右脚には障がいが残り、それを考慮して飼い主さんは家猫として引き取りました。

ピアノ教室を営む飼い主と暮らす4匹の愛猫。

 琥珀くん、みつはちゃん、ちゃちゃまるくん、そして希望くんの4匹の愛猫は、毎日子どもたちの声とピアノの音色に触れ、のんびりと過ごしています。

 全員が子ども好きとのことで、“贔屓”の子の声が聞こえると、レッスン室のドアをカリカリしながら呼び出しを行うなんてことも。インターホンが鳴ると覗きにやってくるなど、サービス精神も旺盛です。

<記事化協力>
猫バカ日記さん(Twitter:@cute_satuki_mei/Instagram:@nekobaka0723)

(向山純平)