東京海洋大学に在籍中の大学生maruさんは、趣味で魚をはじめとした様々なアクセサリーを作っています。

 「お店で売っていないような、マニアックなキーホルダーが欲しいなと思ったのがきっかけだったんです」というそれは、165種類ものラインナップとなっています。

 現在4年生のmaruさんが、アクセサリー作りを始めたのは1年生のとき。釣りを趣味にしていることもあってか、しばらくは魚を中心に制作していました。記念すべき第1作はモンガラカワハギ。

記念すべき第1作のモンガラカワハギ。

 かばんなどに取り付けるようなキーホルダーサイズで仕上げた作品は、様々な魚種をモチーフにした豊富なカラーバリエーションとなっています。“所属先”も相まって、maruさんの海洋への高い見識も窺い知ることができます。

 そこから、カニやエビといった甲殻類、イルカやシャチなどの海生哺乳類、そして直近ではペンギンと、最終的に「海洋生物」と分類できるほどの多種多様な作品群となっています。

カニやエビなどの甲殻類。

シャチやイルカなどの海生哺乳類。

直近ではペンギンを制作。総勢165種類もの海の生物をモチーフにしました。

 そんな中で、今回話題となった投稿は、「最近作れてないな……」と、4年生となり卒論に大学院への受験と、多忙な自身の自省も込めたもの。改めて作品を振り返り、待ち受け画面にしたいと考え、スマートフォンで撮影した画像も一緒に添付してのものでした。

 すると、国内のユーザーよりmaruさんに対して感嘆の声が続出。「どうやったら手に入りますか?」という質問も寄せられています。

 言うまでもなく、本作はmaruさんの趣味の範疇で作ったものです。しかしながら、一時的な学業専念による休止からの再開へ、大きなモチベーションとなったことでしょう。

<記事化協力>
maruさん(Twitter:@tuna_suma/Instagram:@puraban_fish)

(向山純平)