明日はクリスマスイブ。毎年ケーキを買って食べるという方も多いでしょうが、たまにはこんな手作りケーキはいかがでしょうか。

 ツイッターユーザー・焼き昆布さんが投稿するなどして話題になった、ヤマザキの洋菓子「イチゴスペシャル」を使ったイチゴのケーキ作りに筆者がチャレンジしてみました。難しいスポンジケーキ作りが省略できるので、とっても簡単ですよ。

 焼き昆布さんのツイートによると、必要な材料は「イチゴ」「イチゴスペシャル」「生クリーム」の3つですが、ズボラな筆者はあらかじめホイップされているクリームを使用しました。

 また、せっかくならホールケーキサイズにして家族4人分作りたいと考え、2倍の材料を用意して早速調理開始!用意した材料は以下の通りです。

【材料】
・ヤマザキ「イチゴスペシャル」……2個
・イチゴ……2パック
・トーラク「ラクラクホイップ」……2箱

【調理時間】
およそ30分

使用した材料

1.イチゴをカットする

 まずはイチゴをカットしていきます。ここで注意したいのは、カット方法。後でスポンジにはさむ分と、最後にトッピングとして使う分を分けてカットする必要があります。

 スポンジにはさむ分は厚さ1cm程度になるように切っておくと良いでしょう。イチゴの大きさを見ながら、出来るだけ厚さを均一にするのがポイントです。

 トッピングに使用する分は、どのようにイチゴを盛り付けるかにもよりますので、半分にするのも良し、もちろんそのまま使っても良し。最終的にどのような盛り付けを行うのか、まだ決まっていない方はここまででしっかりと考えておきましょう。

イチゴは出来るだけ均等な厚さに

2.イチゴスペシャルをはがして分ける

 次にイチゴスペシャルを袋から取り出し、三層構造になっているスポンジを切り離していきます。

 もともとはさまっているクリームでスポンジ同士がしっかりとくっついていますので、手ではがすのは厳禁。包丁や調理用のパレットナイフをスッと差し込み、出来るだけきれいに分けましょう。

しっかりとくっついているため、手はがし厳禁

3つに切り離します

3.スポンジにクリームを塗り、イチゴを挟む

 はがした3枚のスポンジの内、一番下のものから作っていきます。生地にホイップクリームを塗り、その上にはさむ用としてカットしたイチゴを乗せます。なるべく隙間ができないようにまんべんなく並べましょう。

はがしたスポンジを置きます

クリームを塗ります

クリームの上にイチゴを乗せます

そこへさらにクリームを塗り、隙間を埋めます

 イチゴを並べ終えたら、その上から再度クリームを塗り、二層目のスポンジを重ねます。同じようにホイップクリームでイチゴをはさむようにし、最後のスポンジを乗せます。今回はホールケーキにするため、これを2つ作っていきます。

スポンジを重ねます

同じようにクリームを塗ります

イチゴを乗せます

同じようにイチゴを乗せてクリームを塗ります

4.クリーム、イチゴでトッピングを行う

 並べて円形にし、全体を覆うようにクリームを塗っていきます。中にはさむクリームと異なり、見栄えを大きく左右する部分ですので、丁寧に丁寧に塗り広げていきましょう。

 全体にまんべんなく塗ったら、最後にホイップを絞り、イチゴを乗せたら完成です。今回はクリスマスらしく、イチゴでツリーをかたどってみました。好きなようにデコレーション出来るのも、手作りの楽しみですね。

SNSで話題になった「イチゴスペシャル」のケーキをホールで作ってみた

■ 本格的なホールケーキにびっくり!

 作り終えた後は、お楽しみの実食タイム。ケーキと言えば断面も楽しみのひとつですが、思った以上にうまく出来ていてホッとしました。スポンジ、クリーム、イチゴがきれいな層になっています。

断面もきれいに仕上がっています

 気になるお味の方は……正直言って、お店のケーキに劣らないレベル。イチゴスペシャル本来のふんわりとしたスポンジはボリュームたっぷりで、非常に食べ応えがあります。

本格的なショートケーキになりました

本格的なショートケーキそのもの

 それでも、本格的なケーキの味わいに手が止まらず、あっという間に4分の1サイズを完食。子どもたちの評判も上々で、とっても喜ばれました。

あっという間に完食

 普段あまりお菓子作りをしない筆者でも簡単に作れて、なおかつ味の失敗も基本的にありません。クリスマスにお子さんと一緒にワイワイ楽しみながら作るのも良いでしょう。

 投稿主の焼き昆布さんも「相互さんから教えてもらったTwitterの叡知、孫の代まで語り継ぎたい」と絶賛したイチゴスペシャルのケーキ。ぜひ作ってみてくださいね。

<記事化協力>
焼き昆布(マンボウメンタル)さん(@Wwmajidesorena)

(山口弘剛)