ワンちゃんは飼い主さんが大好きですが、その愛情表現は千差万別。個性あふれる中でも、ゴールデンレトリーバーのゆずちゃんは独特。階段を登ってくる飼い主さんを、踊り場で仰向けのまま尻尾を振って歓迎しています。

 ゆずちゃんは、優しくおっとりな3歳の女の子。飼い主さんご家族との旅行と食べること、ボール遊びが大好きです。

 飼い主さんがTwitterに「飼い主が階段を登っていっても全く起きようとしない犬」との言葉に添えて投稿した動画では、お気に入りの場所だという階段の踊り場で、ゆずちゃんが寝転がっている様子が映っています。飼い主さんが登っていくと、尻尾を振って歓迎。

登っていっても仰向けのまま(ゆずレトリバーさん提供)

 飼い主さんが近づくにつれ、立ち上がって甘えるのかな……と思ったら、ゆずちゃんは仰向けの姿勢のまま。尻尾を振っているので嬉しさはあるものの、寝転がっている心地よさの方が優っているみたいです。

 ゆずちゃんは普段から無防備に仰向けになり、ヘソ天の姿勢で寝ていることが多いとのこと。「この日は朝食を食べたばかりで、動くのがめんどくさかったようです」と飼い主さんは気持ちを想像しています。

無防備なヘソ天の姿勢(ゆずレトリバーさん提供)

 無防備な体勢は、飼い主さんを信頼しているからこそ。だからでしょうか「ご飯を食べた後に何ももらえないことを知っているので、飼い主が上に上がっても目で追うのみで寝っ転がったままでした(笑)」と、仰向けの姿勢は崩さなかったんだとか。

 食事の後に、お気に入りの場所でリラックス。ゆずちゃんにとっては至福のひとときなのかも。変に邪魔をせず、ゆっくり寝かせてあげた方がよさそうですね。

<記事化協力>
ゆずレトリバーさん(@YuzuGoldendog)

(咲村珠樹)