そごう千葉店にて、幅広い世代に共感される「昭和」の生活や文化を感じられる作品展「昭和レトロとノスタルジー」魅惑のミニチュア展~ドールハウスの世界~が12月23日より開催。入場料は一般が500円、大学・高校生が300円、中学生以下は無料となっています。

 日本ドールハウス協会と株式会社亥辰舎、そごう美術館の協力のもと催される本展では、日本のドールハウス現代作家25名による全43作品を展示。実物の12分の1縮尺で再現された作品は、精巧で時にユーモアたっぷりに制作されています。

 作品は4章構成で展示されており、全作品撮影可能とのこと。1章は、「ドールハウスの世界へようこそ ドールハウスの歴史」として、あいさわかずこさんの「町家の暮らし」などが展示。

あいさわかずこ《町家の暮らし》

 2章では、高橋起弥さんの「昭和の小さな洋館」など「ドールハウスの超絶技巧 作家技術とドールハウス鑑賞のポイント」が紹介されています。(=高橋起弥さんの高の字は正しくははしごだかです)

高橋起弥《昭和の小さな洋館》

 3章には、土屋靜さんの「男のゴールデン街」や「信州こもろ酒店」の他、「河合行雄・朝子・ASAMI」制作の「中華飯店」など、昭和レトロとノスタルジーをテーマにした作品が並びます。

土屋靜《男のゴールデン街》写真提供:亥辰舎

河合行雄・朝子・ASAMI《中華飯店》部分 写真提供:亥辰舎

 4章で展示されるのは、地元千葉県ゆかりの作家作品や、香取市・佐原に現存する小江戸情緒あふれる建物の作品など。橋本京子さんによって「金平湯」や「正文堂書店」が再現されています。

橋本京子《金平湯》部分

橋本京子《正文堂書店》部分

 また、グッズ販売コーナーでは、服部香さんの「お出かけバスケット」や、ribbonさんの「けん玉」などドールハウス作家さんによるミニチュア作品がラインナップ。書籍やドールハウス制作キットなども販売されています。

服部香 お出かけバスケット

ribbon けん玉

 他にも、好きな味や具材を選んでラーメンのミニチュア制作に挑戦できる予約制ワークショップが開催。現在はキャンセル待ちとのことです。

ミニチュア作りイメージ

情報提供:株式会社そごう・西武