わんちゃんがお散歩中に何か拾ってくわえている、というのはよくある光景ですが、Twitter上で紹介されたわんちゃんの拾ってきたモノには飼い主さんも「おちゃめすぎ」と絶賛しています。

 大ぶりの枝をくわえて首をかしげているのは、ゴールデンレトリバーのグランくん。小さい枝がほうぼうについたままであることから、一見すると新種のトナカイのような、何らかの魔法で自分の前に結界を張っているような……そんな風にもみえてしまいます。ちなみに背景に桜があるとおり、撮られたのは生後半年ほどの春頃です。

小さな枝をくわえるぐぅちゃん

 グランくんは、9月で1歳になったばかりのやんちゃ盛り。ぐぅちゃんのあだ名で親しまれています。一方で、飼い主さんから「とっっても甘えん坊な性格で、家の中ではいつも飼い主にべったりひっついています」と評されるほどの、甘えん坊な一面もあるそうです。

 グランくんはお散歩中、よく枝を拾ってくるとのこと。小さなものをくわえて歩くのはもちろん、自分の体よりも大きな枝まで拾ってきては引きずって歩いているんだとか。近所の方からも「いいもの拾ったね~」と声をかけられてしまうことも。これは確かにとても目立ってしまいますよね。

大きな枝もくわえてしまうぐぅちゃん

 自分の体よりも大きくのびた枝をくわえたままでは散歩がしにくいんじゃないかな?と思うところですが、家までたびたび持ち帰るほどのコレクター。飼い主さんの家の庭には、いつ持ってきたかわからないグランくんの枝コレクションが並んでいるそうです。

 おかげで飼い主さんの写真フォルダには、枝好きなぐぅちゃんが楽しそうに枝を拾ってくる写真や、どうやって拾ってきたの?と思うほど大きな枝をくわえている写真が沢山。

雪の中からも見つけ出すぐぅちゃん

 また、枯れ枝といえば秋を連想しがちですが、ぐぅちゃんにとっては時期は関係ないようす。雪の中でも大きな枝をくわえて颯爽と歩くこともあるそうです。降り積もった雪の中からも枝を見つけてきてしまうところを見ると、本当に枝好きなんだと伝わってきます。

お散歩中の枝拾い

 今回の写真で自分の体ほどの大きな枝をくわえるぐぅちゃんの姿に、飼い主さんは「枝を拾ってくるのは見慣れた光景ですが、さすがにダイナミックすぎて大笑いしながら撮影しています」とそのコレクターっぷりを楽しんだようす。

 グランくんのお散歩は、コレクションとの出会いのとき。いつかお庭を枝のコレクションでいっぱいにさせてしまいそうです。

<記事化協力>
ぐぅちゃん ゴールデンレトリバーさん(@al_glan)

(清水野明香)